レモン

レモンの情報

一般名	レモン（檸檬）
学名	Citrus limon
科名と属名、園芸分類	ミカン科キルトス属の常緑低木
英語名	lemon
別名	クエン（枸櫞）
花の情報	総状花序に紫色のつぼみを付け、白ないしピンクで実と同じような強い香りのする5花弁の花を咲かせる。花弁の外側は紫色を帯びる。
開花時期	5～6月
原産地	インド北部
適温	寒さと雨に弱い
草丈	3～6m
花径	3～4cm

レモンという名前はアラビア語のライムウンが語源とされている。12世紀頃には地中海地方で栽培され、主要な産地であるイタリアの「Limon」の名が広まり、レモンとなった。
別名クエンとも言い、クエン酸の名はこれに由来する。
果物での中では、イチゴに次いでビタミンCを多く含む。ビタミンCの重要な供給源として、コロンブスのアメリカへの航海にも持参されたといわれる。
果実は生食以外に油・ペクチン・クエン酸の製造などに用いられる。
葉は調味料として用いられることがある。広東料理の蛇スープでは定番の薬味となっている。
日本に渡来したのは明治初期で、アメリカから伝来。日本でも栽培されていたが輸入自由化の痛手を負い、現在は殆どを輸入に頼る。
1本で100個から150個ほどの果実が採れる。