トリウム【Thorium】
トリウムの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/th.html#basic
トリウムの一般特性
- 名称/記号/番号
- トリウム / Th / 90
- 分類
- アクチノイド
- 族/周期/ブロック
- 3 / 7 / f
- 密度/硬度
- 11724kg・m-3 / 3.0
- 単体の色
- 銀白色
トリウムの原子特性
- 原子量
- 232.03806amu
- 原子半径(計測値)
- 180(不明)pm
- 共有結合半径
- 不明
- VDW半径
- 不明
- 電子配置
- [Rn]6d27s2
- 電子殻
- 2, 8, 18, 32, 18, 10, 2
- 酸化数(酸化物)
- 4(弱塩基性酸化物)
- 結晶構造
- 面心立方構造
トリウムの物理特性
- 相
- 固体
- 融点
- 2028K(1754.8℃/3191°F)
- 沸点
- 5061K(4787℃/8648°F)
- モル体積
- 19.80×10-3m3・mol-1
- 気化熱
- 514.4kJ・mol-1
- 融解熱
- 16.1kJ・mol-1
- 蒸気圧
- 不明
- 音の伝わる速さ
- 2490m・s-1(293.15K)
その他
- クラーク数
- 0.0012%
- 電気陰性度
- 1.3(ポーリング)
- 比熱容量
- 120J・kg-1・K-1
- 導電率
- 6.53×106m・Ω
- 熱伝導率
- 54W・m-1・K-1
- イオン化エネルギー
- 第1イオン化エネルギー:587kJ・mol-1/第2イオン化エネルギー:1110kJ・mol-1/第3イオン化エネルギー:1930kJ・mol-1/第4イオン化エネルギー:2780kJ・mol-1
トリウムのその他情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/science/element/th.html#basic
トリウムの特徴
アクチノイド元素の1つ。安定同位体は存在しない。常温で、空気中では表面が酸化被膜を作り内部は侵されない。粉末状にすると常温でも発火して酸化物となる。塩酸、王水に溶けるが、硝酸には不動態化して溶けない。アルカリにも不溶。高温で、水素、酸素、窒素、ハロゲン元素と反応する。モナズ石(モナザイト)に含まれる。トリウムの酸化物は、全ての酸化物の中で最も高い融点を持つ。トリウムを空気の中で熱すると明るい火花を出して燃える。
トリウムの歴史
ベルセリウス【J.J.Berzelius】によって、1828年に発見。
トリウムの用途
- 酸化トリウムは安定な化合物で、るつぼやアーク溶接の電極などに利用される。
その他
スカンジナビアの雷神トール(Thor)から命名。この元素がノルウェー産の鉱石中から発見されたため、雷神トールにちなんだ命名となったといわれる。
当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日