水素【Hydrogen】
水素の基本情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/h.html#basic
水素の一般特性
- 名称/記号/番号
- 水素 / H / 1
- 分類
- 非金属元素
- 族/周期/ブロック
- 1(IA) / 1 / s
- 密度/硬度
- 0.08989kg・m-3 / (不明)
- 単体の色
- 無色
水素の原子特性
- 原子量
- 1.00794amu
- 原子半径(計測値)
- 25(53)pm
- 共有結合半径
- 37pm
- VDW半径
- 120pm
- 電子配置
- 1s1
- 電子殻
- 1
- 酸化数(酸化物)
- 1(両性酸化物)
- 結晶構造
- 六方晶系
水素の物理特性
- 相
- 気体
- 融点
- 14.025K(-259.125℃/-434.45°F)
- 沸点
- 20.268K(-252.882℃/-423.17°F)
- モル体積
- 11.42×10-3m3・mol-1
- 気化熱
- 0.44936kJ・mol-1
- 融解熱
- 0.05868kJ・mol-1
- 蒸気圧
- 209Pa(23K)
- 音の伝わる速さ
- 1270m・s-1(293.15K)
その他
- クラーク数
- 0.87%
- 電気陰性度
- 2.2(ポーリング)
- 比熱容量
- 1.4304×104J・kg-1・K-1
- 導電率
- -
- 熱伝導率
- 0.1815W・m-1・K-1
- イオン化エネルギー
- 1312kJ・mol-1
水素のその他情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/h.html#basic
水素の特徴
元素の中で最も軽い。また、宇宙で最も豊富にある元素とされている。質量では宇宙全体の55%を占め、総量数では全原子の90%以上を占めるとされる。これらのほとんどは星間ガスや銀河間ガス、恒星あるいは木星型惑星の構成物として存在している。水素分子は亜鉛やアルミニウムなどの金属に、希塩酸を加えることで発生する。
水素の歴史
水素を水素として発見したのは1766年、ヘンリー・キャヴェンディッシュであり、アントワーヌ・ラヴォアジエが1783年に命名した。
水素の用途
- 原料:アンモニアの製造(ハーバー・ボッシュ法)の他、最も安価でクリーンな還元剤として塩酸の製造、金属鉱石の還元、油脂の改質、脱硫など。
- 燃料:燃やしても有害成分を全く出さないことから、代替エネルギーとして期待されている。内燃機関の燃料として水素エンジンを積んだ水素自動車が発売されている他、ロケットの燃料や燃料電池に使用されている。
- 浮揚ガス:気球や飛行船など。ただし、ヒンデンブルク号爆発事故によって危険性が認識されており、ヘリウムに比べあまり使用されない。
- 冷却剤:液体水素は超伝導現象を含む低温学の調査に使用される。
その他
ギリシャ語の「水を(hydro)生じる(gennao)」から命名。
当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース
このページに関するご案内
-
この文書は
Keyから
資料集、
科学、
元素とリンクを辿ると、当ページ
水素に辿り着きます。
- Site mapよりこのサイトの全体的な構造を把握できます。
- 索引よりこのサイト内にある任意のキーワードを含んだ文書を探すことができます。
- この文書のURIは
https://www.7key.jp/data/science/element/h.html
です。
Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日