酸素【Oxygen】
酸素の基本情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/o.html#basic
酸素の一般特性
- 名称/記号/番号
- 酸素 / O / 8
- 分類
- 非金属
- 族/周期/ブロック
- 16(VIB) / 2 / p
- 密度/硬度
- 1.429kg・m-3 / (不明)
- 単体の色
- 無色(液体窒素、オゾン:青)
酸素の原子特性
- 原子量
- 15.9994amu
- 原子半径(計測値)
- 60(48)pm
- 共有結合半径
- 73pm
- VDW半径
- 152pm
- 電子配置
- [He]2s22p4
- 電子殻
- 2,6
- 酸化数(酸化物)
- -2,-1(中性酸化物)
- 結晶構造
- 六方晶系
酸素の物理特性
- 相
- 気体
- 融点
- 50.35K(-218.79℃/-361.82°F)
- 沸点
- 90.18K(-182.95℃/-297.31°F)
- モル体積
17.36- ×10-3m3・mol-1
- 気化熱
- 3.4099kJ・mol-1
- 融解熱
- 0.22259kJ・mol-1
- 蒸気圧
- 不明
- 音の伝わる速さ
- 317.5m・s-1(293K)
その他
- クラーク数
- 49.5%
- 電気陰性度
- 3.44(ポーリング)
- 比熱容量
- 920J・kg-1・K-1
- 導電率
- 不明
- 熱伝導率
- 0.02674W・m-1・K-1
- イオン化エネルギー
- 第1:1313.9kJ・mol-1/第2:3388.3kJ・mol-1/第3:5300.5kJ・mol-1/第4:7469.2kJ・mol-1
酸素のその他情報
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- 2007-04-26T00:00:00+09:00
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酸素の特徴
単体では酸素分子又はオゾンとして存在する。地球上では海・大気・地殻のどこにでも多量に存在し、また宇宙にも広く分布している。酸素は、フッ素に次いで2番目に電気陰性度が大きい元素であり、希ガスを除くほとんどの元素と化合物をつくる。反応性が高く、また支燃性をもつため取扱いには注意を要する。
酸素の歴史
スウェーデンの薬剤師、カール・ウィルヘルム・シェーレによって1771年に発見された。ただしこの発見はその場で気づいたものではなく、その後1774年にジョゼフ・プリーストリーがそれとは独立して発見し、後に広く知られるようになった。酸素の命名は1774年、アントワーヌ・ラヴォアジエによるもの。
酸素の用途
- 酸化剤:化学工業などでは最も安価な酸化剤として多用される。
- 吸入用:呼吸に不可欠な元素であるため、医療分野での酸素吸入などにも使われている。飛行機や高山に登るときにも酸素ボンベや、酸素放出装置が使われている。テクニカルダイビングにおいて、減圧用ガスとして用いられる。
- 助燃剤:ガス溶接や鉄鋼の製造工程で助燃剤として使用されている。特に液体酸素はロケットエンジンの推進剤の酸化剤として用いられている。
その他
ギリシャ語の「酸っぱい(oxys)+生じる(gennao)」から命名。これは酸素が酸の元であるとの誤解によるもの。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日