ハフニウム【Hafnium】
ハフニウムの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/hf.html#basic
ハフニウムの一般特性
- 名称/記号/番号
- ハフニウム / Hf / 72
- 分類
- 遷移金属
- 族/周期/ブロック
- 4(IVA) / 6 / d
- 密度/硬度
- 13310kg・m-3 / 5.5
- 単体の色
- 灰色
ハフニウムの原子特性
- 原子量
- 178.49amu
- 原子半径(計測値)
- 155(208)pm
- 共有結合半径
- 150pm
- VDW半径
- 不明
- 電子配置
- [Xe]4f14 5d2 6s2
- 電子殻
- 2, 8, 18, 32, 10, 2
- 酸化数(酸化物)
- 4(両性酸化物)
- 結晶構造
- 六方最密構造
ハフニウムの物理特性
- 相
- 固体(常磁性)
- 融点
- 2506K(2233℃/4051°F)
- 沸点
- 4876K(4603℃/8317°F)
- モル体積
- 13.44×10-3m3・mol-1
- 気化熱
- 575kJ・mol-1
- 融解熱
- 24.06kJ・mol-1
- 蒸気圧
- 0.00112Pa(2500K)
- 音の伝わる速さ
- 3010m・s-1(293.15K)
その他
- クラーク数
- 0.0004%
- 電気陰性度
- 1.3(ポーリング)
- 比熱容量
- 140J・kg-1・K-1
- 導電率
- 3.12×106m・Ω
- 熱伝導率
- 23W・m-1・K-1
- イオン化エネルギー
- 第1イオン化エネルギー:658.5kJ・mol-1/第2イオン化エネルギー:1440kJ・mol-1
ハフニウムのその他情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/science/element/hf.html#basic
ハフニウムの特徴
チタン族元素の一つ。展性、延性に富む。酸化力のある酸に溶けるが、アルカリには溶けない。高温で、酸素、水素、窒素、ハロゲン元素と反応する。ハフニウムとジルコニウムは性質がよく似ているためジルコニウムとの分離が難しく発見が遅れ、天然元素としては最後から2番目に発見された。
ハフニウムの歴史
オランダのコスター【D.Coster】によって1924年に発見。
ハフニウムの用途
- 熱中性子の吸収断面積が大きいため、原子炉の制御棒の材料に利用される。
その他
デンマークの首都コペンハーゲンの古名「ハフニア(Hafnia)」から命名。この元素が、デンマークのボーア研究室で発見されたことにちなむ。
当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日