あばずれの語源
阿婆擦れとは
- 最終更新
- 2007-11-15T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/abazure.html#what
読み(正かな遣い):品詞区分
あばずれ(あばずれ):名詞
あばずれの意味
悪く人ずれがして厚かましく、身持ちが悪いこと。また、そういう女。ばくれん。すれっからし。古くは男にもいった。
あばずれの語源や由来
- 最終更新
- 2007-11-15T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/abazure.html#etymology
「あばずれ」の語源には、以下の説がある。
- 「暴れ者」などの「暴(あば)」に、「世間擦れ」との意味で「擦る(する)」の連用形がついてできた語。
- 「軽率な者」を意味する「あばけ者」の「あば」に、「世間擦れ」との意味で「擦る(する)」の連用形がついてできた語。
- 浮ついた様子を意味する「淡(あわ)し」が重なった「あわあわし」が、世間にもまれてずる賢くなった意味が加わり「あわすれる」に変化し、更にそれが「あばずれ」に変わった。
「あばずれ」の「阿婆」の漢字は当て字とされる。これは、中国語で、父母と同列以上にある婦人や老婆を指す。
現代では「あばずれ女」のように女性を指して用いることが多いが、古くは男女問わず「厚かましい」「粗暴な」行為や言葉の意味で用いられた。江戸時代末期の滑稽本『浮世床』に登場する庄屋の主人・鬢五郎の台詞にあばずれを言って騒いでやろうと思ったが
とのものがある。
参考文献
このページに関するご案内
-
この文書は
Keyから
資料集、
語学系資料集、
語源と日本語、
アとリンクを辿ると、当ページ
あばずれに辿り着きます。
- Site mapよりこのサイトの全体的な構造を把握できます。
- 索引よりこのサイト内にある任意のキーワードを含んだ文書を探すことができます。
- この文書のURIは
https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/abazure.html
です。
Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年11月15日 最終更新:2007年11月15日