五紀暦とは

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五紀暦とは

最終更新
2008-01-16T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/koyomi/gokireki.html#what

五紀暦は「ごきれき」と読み、かつて支那や日本で用いられていた太陰太陽暦の暦法。支那・唐代の天文学者、郭献之が編纂した暦法とされる。支那では、宝応元(762)年から建中四(783)年までの22年間用いられた。1太陽年と平均朔望月は、ともに儀鳳暦と同じ数値を踏襲。太陽の運行に関する計算のみ、大衍暦の成果を流用している。

日本には、遣唐使の羽栗翼が宝亀11(780)年に持ち帰った。後に、五紀暦への改暦が暦博士・真野麻呂から奏上され、許可されることになる。天安二(858)年からの4年間は、改暦の準備としてそれまで用いられた大衍暦と併用されたが、貞観4(862)年には宣明暦が導入され、五紀暦が単独で用いられることはなかった。

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Copyright (C) 2008 七鍵 key@do.ai 初版:2008年01月16日 最終更新:2008年01月16日