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https://www.7key.jp/data/design/color/red/entan.html#basic
色名 | 鉛丹 | color sample |
---|---|---|
色名の読み | えんたん | |
英語表記 | - | |
RGB | (216,101,84) | |
RGB値の16進表記 | #D86554 | |
CMYK | (0,70,63,5) | |
マンセル値 | 7.5R 5/12 | |
HSV | 7°,51.8%,84.7% | |
JIS規格(略称) | 強き黄みの赤(st-yR) |
https://www.7key.jp/data/design/color/red/entan.html#other
鉛丹は、四三酸化鉛を主成分とする赤色の無機顔料で、鉄骨などの錆止め塗料として用いられることが多い。光明丹(こうみょうたん)や赤鉛(せきえん)、赤色酸化鉛(せきしょくさんかなまり)とも呼ばれる。正倉院にも当時のまま伝世されており、非常に貴重な顔料であった。その品質には等級があり、当時は黄みのある鉛丹の方が上質とされていた。
鉛丹は、金属の鉛を600℃に加熱し空気中の酸素と反応させて一酸化鉛とし、さらに生成した一酸化鉛を400℃から500℃に加熱して製造される。伝承によると、古代ギリシャのアテネの外港であったビレエフスで、白色顔料の鉛白を積んだ船が火災を起し、その火事跡から偶然に発見されたのが鉛丹と、一酸化鉛の黄色顔料の「密陀僧」だったといわれる。
日本工業規格では、四三酸化鉛97%以上のものを特号、96%以上のものを1号、93%以上のものを2号、80%以上のものを3号と規定している。
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