三三九度

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三三九度とは

最終更新
2008-01-04T22:22:30+09:00
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三三九度とは「さんさんくど」と読み、新郎・新婦がともにお神酒を飲み交わして結婚を誓い合う神式独特の儀式である。3杯ずつ3度、盃のやり取りをするため、そう呼ばれるようになったと言われている。神前式の進行の中で祝詞奏上の後に行われる。「三献の儀(さんこんのぎ)」や「誓杯の儀」、「夫婦固めの杯」、「三三九献」と呼ばれることもある。

本来「三献の儀」は、出陣や帰陣、祝言などの際の献杯の礼を指す。打ちあわび、勝ち栗、昆布の3品を肴に酒を3度ずつ飲み干すものであり、室町時代より武士の出陣や婚礼、接待宴席などで重要な儀式とされた。特に出陣での三献では、三献目の盃を飲み干した後にそれを地面に打ち付けて割り、大将が鬨(とき)の声を挙げて陣営を鼓舞するものであった。それが現在、結婚式で行われる三三九度の原点とされる。現在でも結婚式のほか、正月や選挙の出陣式、端午の節句七五三、祭りなどで行われることもある。

三三九度は、まず大中小の三重ねの盃のうち、新郎が小盃(一の杯)を両手で取り、巫女にお神酒を3度に分けて注いでもらう。新郎はそれを一口目・二口目は口を付けるだけとし、三口目に飲み干す。その後、新婦も同様の手順で行う。中盃(二の杯)は新婦が両手で取り、小盃と同様に3度に分けて注いだお神酒を3度に分けて飲み、その後新郎も同様の手順を行う。最後は新郎が大盃(三の杯)を両手で取り、小盃と同じように新郎、新婦の順番で行う。お酒が飲めない人は、飲むまねだけでよいとされる。

このように、何回も新郎と新婦が盃を重ねることによって固い縁を結ぶとの意味が込められている。この回数は支那の影響を受けたものと考えられており、支那では古来奇数である三は縁起の良い数字(陽数)とされてきた。それを3回繰り返してよりおめでたい数字である九にすることで、最高のおめでたさを表したものとされる。

本来は、小盃を新郎・新婦・新郎の順で飲み、中盃を新婦・新郎・新婦と飲み、最後に大盃を新郎・新婦・新郎の順で飲むのが正式な作法とされ、これが3つの盃で三献ずつで合計九献との三三九度の語源である。しかし、現在では一般の神前結婚式でこの正式な作法がなされることはほとんどないと言われている。新郎と新婦がそれぞれの盃で一回ずつ飲む作法は「三献の儀」や「誓盃の儀」が正式名称だが、昔からこれを「三三九度」と言い習わしているため注意が必要である。

小盃は過去を表し、新郎新婦の巡り合わせを先祖に感謝する意味が込められている。中盃は現在を表し、2人で末永く力を合わせ生きていくとの意味が込められている。大盃は未来を表し、一家の安泰と子孫繁栄の願いを込めている。また、3つの盃がそれぞれ天・地・人を表しているとの説もある。

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Copyright (C) 2008 七鍵 key@do.ai 初版:2008年01月04日 最終更新:2008年01月04日