十三参り

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十三参りとは

最終更新
2008-01-06T12:52:20+09:00
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十三参りとは、数え年で13歳になった男女の通過儀礼として、旧暦3月13日前後に虚空蔵菩薩を安置しているお寺に親子でお参りをする行事。虚空蔵菩薩は13番目に生れた菩薩とされ、また計り知れない知恵と福徳をもたらす菩薩であり、そのため13歳になった子どもを連れて13日にお参りをするようになったと考えられている。13歳との年齢は、干支では2順目に当り、男の子にとっては元服前の半元服の祝いとの意味もあったと言われている。また女の子は初潮の時期と重なるため13歳を成女とみなして、初めて本縫いの着物を着せてお参りをした。また、女性にとって13歳は初めての厄年に当るため、その厄落としの意味もあったと言われている。

参拝の最初に、半紙に自分が大切にしている漢字一文字を毛筆でしたためる。それを虚空蔵菩薩に供えてご祈祷を受け、帰りにはお守り・お供物を頂いて帰り、両親に感謝を述べる。また、参詣の帰路、本殿を出たあと後を振り返ると、せっかく授かった智恵を返さなければならないとの伝承があるため、寺の門をくぐるまで、または渡月橋を渡り終るまでは周囲の誘いにも動じず後ろを振り向かないで貫き通さなければならないといわれている。服装は、少年は羽織袴、少女は成人式と同じ振袖を肩上げをして着るのが原則だが、結婚しても着られる色留袖、訪問着、小紋、女袴の場合もある。また、少女はこの時に初めて化粧(厚化粧の場合も多い)をして貰う場合が多い。

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Copyright (C) 2008 七鍵 key@do.ai 初版:2008年01月06日 最終更新:2008年01月06日