盆踊り

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盆踊りとは

最終更新
2007-12-30T12:29:36+09:00
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盆踊り(ぼんおどり)は、お盆の時期の夜間に集団で行なわれる踊りを指す。年に一度お盆のときに、精霊がこの世に戻ってきたのを供養するために踊るものである。盆踊りは元々は仏教行事である。鎌倉時代に時宗の開祖・一遍上人が広めた念仏踊りと先祖供養が結びついたのが始まりとされ、室町時代の初めには、笛や太鼓などでにぎやかに囃すようになり、揃いの衣裳で踊るなど変化に富んでいった。更に江戸時代になると歌(「口説き」と呼ばれる)や三味線なども加わり、一層娯楽性の強い行事に発展していったといわれている。地方によっては、狐などの仮面をつけて踊る場合や、舞台化粧並の厚化粧をして華やかな衣装で踊る場合もある。

盆踊りには、行列踊りと呼ばれる列を組んで歩きながら踊る「念仏踊り」や「太鼓踊り」などがあり、その代表的なものが徳島県の阿波踊りとされる。また、やぐらを中心にして、その周りを踊る「輪踊り」も一般的で、これは古代日本で神様が降りてきたところを中心に、輪を作って踊った名残りとされている。

俳句では夏の季語。

かつては夜通し行われることが多かったが、近年は深夜まで行われることは少くなっている。

愛媛県宇和島市の九島地区など、初盆の家を各戸を回って踊る地域もある。

昔は旧暦7月15日に行われていたため、盆踊りは常に満月であった。

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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年12月30日 最終更新:2007年12月30日