BSC【Binary Synchronous Communications】

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BSCとは

最終更新
2006-11-22T15:48:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/nw/technology/protocol/bsc.html#what

BSCとは、IBM社によって1964年にSTRの後継として開発されたデータ伝送方式で、OSIでいえばデータリンク層に該当する規格です。別名BISYNC。簡易通信処理装置として普及しており、物理媒体にはRS-232Cとして定義された規格を用いる場合がほとんどです。WANリンクでは、2,400〜4,800bps程度の電話回線などを用います。全銀協手順JCA手順の上位に作られた通信プロトコルで、1対1の近距離情報伝送に用いられます。半二重通信を行うための文字指向プロトコルであり、ステーション間でバイナリ化されたデータの同期伝送を行うために伝送制御文字セットと文字制御シーケンスを用います。具体的には、受信側はビット列を監視して、SYN(同期用文字)がきたらデータ信号の始まりもしくは終わりと判断をします。ブロックデータの始めと終わりには、それぞれSTXETXを用います。

調歩同期式伝送手順と訳され、呼ばれることもあります。

1対多の通信やバイナリデータを透過的に送信することもできる。

ANSIでも規格化され、ANSI X3.28として規格化されています。

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Copyright (C) 2006 七鍵 key@do.ai 初版:2006年11月22日 最終更新:2006年11月22日