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https://www.7key.jp/nw/technology/hard/osi4.html#osi4
第四層、レイヤー4、Transport Layer などと呼ばれることもあります、OSI参照モデルの下から4番目の層のことです(OSI参照モデルの話も参照して下さい)。トランスポート層に含まれるプロトコルでは、通信の信頼性を主に規定しています。ネットワークでは、混雑などの理由によって、相手にデータが届かない場合があったり、通信途中のノイズの影響により、データが壊れてしまったりと色々な障害が考えられます。そのため、トランスポート層に含まれるプロトコルにより、相手と正常に通信することができるか確認するためにコネクションの確立、データが正しい順番で届くように制御したり、ネットワーク混雑時に送信データ量を調節するフロー制御、送信データにエラーがないかチェックするエラー検出、もしデータにエラーがあったらデータを再度送るエラー再送制御などを規定しているのです。また、トランスポート層でのデータの形は「セグメント」と呼ばれています。ヘッダ部とデータ部から構成され、データ部はメッセージとも呼ばれます。このデータ部には、アプリケーションデータが入り、長いアプリケーションデータの場合は、トランスポート層によって、下位層で処理できる長さに分割されます。更に、受け取ったデータをどのアプリケーションに渡すか、という制御もトランスポート層の重要な役割です。
ISO8072/8073/8602
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