font

解説

文字に関する指定をまとめて行います。指定する際の順序は以下のように決まっていますので注意して下さい。

  1. font-style、font-variant、font-weight(順不同)
  2. font-size(省略不可)
  3. line-height
  4. font-family(省略不可)

font-weightfont-stylefont-variantline-heightの値は省略可能ですが、省略した場合は全て初期値を指定された事になりますので注意が必要です(親から継承するわけではありません)。

また、CSS2ではシステムフォントを利用することも可能です。ただし、システムフォントのキーワードを指定する場合、他の値と同時に指定することはできません。別途font-sizeなどを使い指定する必要があります。

caption:コントロールのキャプションに使っているフォントを適用します。
icon:アイコンラベルに使っているフォントを適用します。
menu:アプリケーションのメニューに使っているフォントを適用します。
message-box:メッセージボックスに使っているフォントを適用します。
small-caption:タイトルバーなどに使われるフォントを適用します。
status-bar:ステータスバーに使っているフォントを適用します。

プロパティ情報

値:上記を参考にして下さい。
初期値:それぞれの初期値
適用対象:全ての要素
継承:する
パーセンテージ:font-sizeline-heightの部分で使用可能
適用メディア:視覚
レベル:1〜2(システムフォントは2)

参照

使用例

ソース

CSSの記述方法はスタイルシートってなに?も参照下さい。

div.sample {font: bold 18px "MS 明朝"; }
HTMLの記述方法

<div class="sample"><p>さんぷる文字列</p></div>

表示結果

さんぷる文字列