font-family
解説
フォントの種類を指定します（font要素のface属性と同じ）。カンマで区切って複数の候補を並べることができ、この場合先に記述したものが優先されます。指定したフォントが閲覧者の環境にインストールされていない場合は、ブラウザで設定されたデフォルトフォントが表示されます。指定方法にはフォント名を直接指定する方法とキーワードで指定する方法があります。フォント名で指定する場合は｢ＭＳ ゴシック｣や｢ＭＳ 明朝｣等直接名前で指定し、フォント名にスペースが含まれている場合はダブルクォーテーションかシングルクォーテーションでフォント名を囲みます。キーワードで指定する場合は以下のキーワードを使います。
| sans-serif | ゴシック系のフォント |
|---|---|
| serif | 明朝系のフォント |
| cursive | 筆記体・草書体のフォント |
| fantasy | 装飾的なフォント |
| monospace | 等幅フォント |
ただし、キーワードを引用符で囲ってはいけません。
プロパティ情報
| 値： | フォント名もしくはキーワードを1つ以上。2つ以上指定する際はカンマで区切り優先するものから順に並べます。 |
|---|---|
| 初期値： | UA（ブラウザ）に依存します |
| 適用対象： | 全ての要素 |
| 継承： | する |
| パーセンテージ： | 不可 |
| 適用メディア： | 視覚 |
| レベル： | 1〜2 |
参照
使用例
ソース
CSSの記述方法はスタイルシートってなに？も参照下さい。 div.sample1 {font-family: sans-serif; } div.sample2 {font-family: "ＭＳ 明朝",serif; } div.sample3 {font-family: fantasy; }
HTMLの記述方法 <div class="sample1"><p>サンプル文字列１</p></div> <div class="sample2"><p>サンプル文字列２</p></div> <div class="sample3"><p>サンプル文字列３</p></div>
表示結果
サンプル文字列１
サンプル文字列２
サンプル文字列３
