HPを置く場所(レンタルサーバ)

なぜレンタルサーバを勧めるか

HPをおく場所(無料)でお金のかからないホームページを置く場所を紹介しました。ただ、無料ゆえの特性と言いますか欠点といいますか、良いところばかりではありません。有料のところに比べて動作が遅い、勝手に広告が表示されてデザインがくずれる、CGIが使えない(使えるが制限がある)などなど、挙げていったらきりがありません。

そのような理由から、本気でこれからホームページを作りたいと思っている方へ、わたしが本当にお奨めしたいのはレンタルサーバなのです。HPをおく場所(無料)で、「試しに無料でやってみて、不満であれば引っ越せば良い」とわたしは言いました。まだできあがってもいないホームページで、しかもどこまで作るかも決まっていないホームページであれば、例え1円であってもお金を使うのはもったいないですよね。もっといろいろなことにチャレンジをしてみたい、かっこいいデザインのページができたのに広告がじゃまだ、などと思うようになったときに、レンタルサーバへ引っ越せば良いだけなのです。いや、なのですが、この「引っ越せば良い」が大きな落とし穴となってしまっています。

現実世界の引越しと同じで、WEBサイトの引越しも本当に大変なのです。引越しをするので当たり前ですが、URLと呼ばれるインターネット上の住所が変わってしまいます。住所が変わるとお友達に「引越しをしました」と言う案内をしなければなりません。お友達だけではなく、町内会の地図や集合ポストの名前も変更してもらわなければならないでしょう。アナウンスをせずに引っ越すと、せっかくたずねてきてくれた訪問者の方々が、あなたの家にたどりつけなくなってしまいます。これはインターネットの世界でも同じことなのです。

しかし、引っ越す際に全ての訪問者の方へ引っ越し先をアナウンスをするのは無理なのです。何回かホームページを引越ししたわたしの経験の上で言えば、引越しをすると必ず訪問者の数が減ります。ホームページが軌道に乗り、レンタルサーバへ引越しをしても、引越しをしたために訪問者の数が減ってしまうのではもったいないですよね。初期費用を無料にするメリットは確かにあるのですが、引っ越す際にかかる手間と訪問者数が減ってしまうというデメリットを考えれば、ずっと付き合えるレンタルサーバを最初から準備しておくに越したことはないと思うのです。

落とし穴
その落とし穴を掘ったのは私ですが。
CGI
Common Gateway Interfaceの略。 掲示板やチャットなど、動的に(ときと場合によって違う)HPを作成するために使われる仕組みと思ってください。