HPを置く場所(無料)

HPってどこにあるものなのを読んでいただいた方はすでに知っていると思いますが、HPはWEBサーバにある(保存されている)ということでした。言い換えれば、作ったHPを保存するためのWEBサーバを用意しなければHPは完成しません。というわけで、今回はWEBサーバを用意しましょう。

とは言いましても今回ばかりはあなたのパソコンに何かをインストールして、というわけにはいきません。どこかにあるWEBサーバを貸してもらうという方法が一般的です。無料で貸してくれるところもありますし、料金を払わなければならないところもあります。私の知っている限りで順番に解説していきましょう。

まず、たいていの方はプロバイダと契約してインターネットに接続されていると思います。その契約の中に「ホームページ(ディスクスペース)○○Mまで無料」などと書かれていませんでしたか。多くのプロバイダはWEBサーバの間借りをサービスとして行っています。無料であればこれを使わない手はありません。まずあなたの使っているプロバイダに確かめてみて下さい。

プロバイダはそんなサービスを行っていないとか、家族でプロバイダに契約していてお父さんがすでにHPを作成しているからわたしのHPが作れない、という方もまだまだあきらめるには早いです。世の中には無料でWEBサーバを間借りさせてくれるサービスもあるのです。以下に何点かリンクを用意しておきますので、興味のある方はのぞいてみてください。

ただ、無料ゆえの特性と言いますか欠点といいますか、いいところばかりではありません。有料のところに比べて動作が遅い、勝手に広告が表示されてデザインがくずれる、CGIが使えない(使えるが制限がある)などなど、挙げていったらきりがありませんが、無料で使えることには変わりありません。HPを作るのにお金なんか使いたくないよ、って方にはお奨めです。

広告を表示させたくない、もっと本格的にホームページを作りたい、自分専用のURL を作りたい、なんて方にはレンタルサーバと呼ばれるサービスがお奨めです。もちろん無料ってわけにはいきませんが、月々300円ほどの初心者向けサービスから、企業のHPでも公開できる本格的なサーバまで幅広くそろっています。ちょっと本格的なホームページをおく場所で色々紹介しています。

いくつかの手段を挙げましたが、HPを置く場所はいつでも変えることができます。最初からあまり悩まずに、手ごろなところ(無料で作成できるところ)から試してみればいいのではないでしょうか。もっといろいろなことにチャレンジしてみたい、かっこいいデザインのページができたのに広告がじゃまだ、などと思うようになったら、レンタルサーバに引越しすればいいだけのことですから。

いきません
自宅にサーバを置くという手段ももちろんありますが、初心者向け解説ということで今回は省かせてもらいます。
プロバイダ
インターネット接続業者。 電話回線などなどを通じて一般家庭や企業のコンピュータをインターネットに接続するのが主な役割です。
CGI
Common Gateway Interfaceの略。 掲示板やチャットなど、動的に(ときと場合によって違う)HPを作成するために使われる仕組みと思ってください。