ノコギリソウ

キバナノコギリソウ

ノコギリソウの情報

一般名	ノコギリソウ（鋸草）
学名	Achillea alpina
科名と属名、園芸分類	キク科ノコギリソウ属の多年草
英語名	common yarrow
別名	アキレア、ヤロウ、ハゴロモソウ（羽衣草）
花の情報	白や黄色（キバナノコギリソウ）、桃色の小さな花を、頭頂で密集して笠状に咲かせる。舌状花は5～7個、長さは3.5～4.5mm。
開花時期	6～9月
原産地	北半球
適温
草丈	40～100cm
花径	4mm程度

「鋸草」（ノコギリクサとも読む）は、葉の形をノコギリの歯に見立てて名付けられたとされる。
キバナノコギリソウ（A. filipendulina）とセイヨウノコギリソウ（A. millefolium L）は近隣種。
セイヨウノコギリソウは花が小さくて葉の切れ込みが細かい。また、セイヨウノコギリソウはハーブ名でヤロウと呼ばれ、花や葉が発汗・解熱作用があるとされハーブティとして利用される。消毒や止血にも効果があり、「アキレア」はトロイ戦争でのギリシャの英雄アキレス【Achilles】が傷ついた踵にセイヨウノコギリソウの葉を貼って治療をしたことにちなむとの話が残っている。
園芸用などで入ってきたセイヨウノコギリソウが野生化し、それが現在ではノコギリソウと呼ばれることも多い。