ホオズキ

植物資料集（索引）

最終更新

2007-09-20T00:00:00+09:00

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• ハ行
  • ホから始まる植物

ホオズキの情報

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その他外観に関すること

• 果実は六角状のガクに包まれて円形、熟すとオレンジ色になる。

知識

• コーカサス地方から中国に分布しており、日本へは古い時代に渡来したと考えられている。観賞用や仏事用などとして栽培され、浅草寺の「ほおずき市」が有名。
• 7月初旬に開かれる東京浅草寺のほおずき市は江戸時代から続いており、60万人にのぼる人出がある。
• お盆には、ガクに包まれたホオズキの果実を枝付きで精霊棚（盆棚）に飾り、死者の提灯に見立てる。
• 江戸時代には、七夕のお供物にもされたといわれる。
• ホオズキの名前の由来には、種を取り除いて皮だけにした果実を口に入れて膨らまして音を鳴らして遊ぶ子供達の頬から「頬突き」が語源とする説、カメムシ（古名：ホウ）がこの植物によく集まり茎から吸汁する事から「ホウ好き」が語源とする説、実が人の頬の紅色に似ていることから、「頬つき」、訛じて「ほほづき」になったとする説、ほおずきの実が火のように赤いことから「ほほつき（火火着）」との説、陰暦七月の「ふみづき（文月）」が訛じて「ほほづき」になったとする説など様々な説がある。
• ホオズキを漢字で書く場合には、「酸漿」の他に「鬼灯」が当てられる。これは中国語で小さな赤い提灯を指し、ホオズキの実が提灯に似ている点に由来し、英名もそこから【Chinese lantern plant】と名付けられた。
• 古来、食用や薬用として用いられてきたが、腹痛や堕胎作用があるためむやみに口にしてはならない。
• 根は漢方で「酸漿根（さんしょうこん）」と呼ばれ、咳止めや解熱の効果があるとされた。

花言葉

• 偽り
• 欺瞞・欺き
• 頼りない
• 半信半疑
• 自然美
• 不思議
• 私を誘って下さい