ゲルマニウム【Germanium】

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ゲルマニウムの基本情報

最終更新
2007-04-26T00:00:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/ge.html#basic

ゲルマニウムの一般特性

名称/記号/番号
ゲルマニウム / Ge / 32
分類
半金属
族/周期/ブロック
14(IVB) / 4 / p
密度/硬度
5323kg・m-3 / 6
単体の色
灰色がかった白

ゲルマニウムの原子特性

原子量
72.64amu
原子半径(計測値)
125(125)pm
共有結合半径
122pm
VDW半径
不明
電子配置
[Ar]3d10 4s2 4p2
電子殻
2,8,18,4
酸化数(酸化物)
4,2(両性酸化物)
結晶構造
面心立方構造

ゲルマニウムの物理特性

固体
融点
1211.4K(938.25℃/1720.9°F)
沸点
3106K(2833℃/5131°F)
モル体積
13.63×10-3m3・mol-1
気化熱
330.9kJ・mol-1
融解熱
36.94kJ・mol-1
蒸気圧
0.0000746Pa(1211K)
音の伝わる速さ
5400m・s-1(293.15K)

その他

クラーク数
0.00065%
電気陰性度
2.01(ポーリング)
比熱容量
320J・kg-1・K-1
導電率
1.45×106m・Ω
熱伝導率
59.9W・m-1・K-1
イオン化エネルギー
第1:762kJ・mol-1/第2:1537.5kJ・mol-1/第3:3302.1kJ・mol-1/第4:4411kJ・mol-1/第5:9020kJ・mol-1

ゲルマニウムのその他情報

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2007-04-26T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/science/element/ge.html#basic

ゲルマニウムの特徴

炭素族の元素の一つ。シリコンより狭いバンドギャップ(約 0.7eV)を持つ半導体で、結晶構造はダイヤモンド構造。

ゲルマニウムの歴史

ドミトリ・メンデレーエフは、自ら考案した周期表で当時知られていた元素(ケイ素)から、未発見の元素を「エカケイ素【Ekasilicon】:ケイ素の周期表上すぐ下の元素という意味」として予言。1885年、ドイツのクレメンス・ヴィンクラーがアージロード鉱という銀鉱石からエカケイ素に当たる新元素を発見。メンデレーエフが周期表に基づいて予想したエカケイ素の性質とゲルマニウムの性質がよく一致し、メンデレーエフの周期表の価値の高さを示す好例となった。

ゲルマニウムの用途

その他

ドイツ人ヴィンクラーが、銀鉱石の中からこの元素を発見し、祖国ドイツ(Germany)から命名。

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当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース

Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日