セリウム【Cerium】
セリウムの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/ce.html#basic
セリウムの一般特性
- 名称/記号/番号
- セリウム / Ce / 58
- 分類
- ランタノイド
- 族/周期/ブロック
- 3 / 6 / f
- 密度/硬度
- 6689kg・m-3 / 2.5
- 単体の色
- 銀白色
セリウムの原子特性
- 原子量
- 140.116amu
- 原子半径(計測値)
- 185(不明)pm
- 共有結合半径
- 不明
- VDW半径
- 不明
- 電子配置
- [Xe]4f15d16s2
- 電子殻
- 2, 8, 18, 19, 9, 2
- 酸化数(酸化物)
- 3,4(やや塩基性)
- 結晶構造
- 面心立方構造
セリウムの物理特性
- 相
- 固体(常温では常磁性体)
- 融点
- 1071K(798℃/1463°F)
- 沸点
- 3716K(3443℃/6229°F)
- モル体積
- 20.69×10-3m3・mol-1
- 気化熱
- 414kJ・mol-1
- 融解熱
- 5.46kJ・mol-1
- 蒸気圧
- 不明
- 音の伝わる速さ
- 2100m・s-1(293.15K)
その他
- クラーク数
- 0.0045%
- 電気陰性度
- 1.12(ポーリング)
- 比熱容量
- 190J・kg-1・K-1
- 導電率
- 1.15×106m・Ω
- 熱伝導率
- 11.4W・m-1・K-1
- イオン化エネルギー
- 第1イオン化エネルギー:534.4kJ・mol-1/第2イオン化エネルギー:1050kJ・mol-1/第3イオン化エネルギー:1949kJ・mol-1/第4イオン化エネルギー:3547kJ・mol-1
セリウムのその他情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/science/element/ce.html#basic
セリウムの特徴
希土類元素の一つでランタノイドに属す。融点と沸点の開きが大きいのが特徴。空気中で酸化され、酸化セリウムとなる。160℃で発火する。水にはゆっくりと溶け、酸(無機酸)には易溶。アンモニアにも溶ける。モナズ石やセル石に含まれる。
セリウムの歴史
1803年に、スウェーデンのイェンス・ベルセリウス【J.J.Berzelius】、ウィルヘルム・ヒージンガー【W.Hisinger】とドイツのマルティン・ハインリヒ・クラプロート【M.H.Klaproth】が独立して発見。
セリウムの用途
- 比較的低温で発火するため、発火合金(ライターの石)などに使われる。
- 酸化セリウムは、ガラスの脱色剤、研磨剤、紫外線遮断物質(UVカット)に使われ、自動車の排ガス浄化用の触媒としても注目されている。
- セリウムの化合物には重い電子系(ヘビーフェルミオン)として注目されているものがある。
その他
発見の少し前に見付かった、小惑星「セレス」から命名。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日