許婚の語源

広告

広告

許婚とは

最終更新
2008-01-31T00:00:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/iinazuke.html#what

読み(正かな遣い):品詞区分

いいなずけ(いひなづけ):名詞

許婚の意味

結婚の約束をした相手。婚約者。フィアンセ。古くは、まだ幼少のうちに、双方の親の合意で結婚の約束をした子女の間柄をいった。

許婚の語源や由来

最終更新
2008-01-31T00:00:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/iinazuke.html#etymology

許婚は、「言い名付く(いいなづく)」の連用形が名詞化した語とされる。かつて日本では、女性は名前を公にしないのが通例とされ、婚儀が整った際に夫となる男子が相手を呼ぶときの名前(言い名)を付けたことに由来する。室町時代以降、上流武家の間で男性支配型の婚姻として嫁入り婚が成立し、婚約の慣例が生まれた頃に使われ始めた語と考えられている。「許婚」「許嫁」は共に当て字。

他にも「結納付け」や「忌み名づけ」などが転じたとの説もあるが、有力とはされていない。

参考文献

広告

Copyright (C) 2008 七鍵 key@do.ai 初版:2008年01月31日 最終更新:2008年01月31日