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https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/akindo.html#what
あきんど(あきんど):名詞
物の売買を職業とする人。しょうにん。あきゅうど。
https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/akindo.html#etymology
商いをするために秋にやってくる人を指して「秋人(あきびと・あきひと)」と呼んだのが語源とされる。平安中期の辞書『和名抄』には「あきひと」が商人の意味で掲載されている。次第にこれが「あきゅうど」、更に「あきんど」と転訛し現在の読みになった。
「商」の字は、元々支那上代の紀元前1200年頃、周に滅ぼされた殷の別名として用いられた漢字である。商人(殷の人)は物の売買に長け、殷王朝が滅んだ後も支那各地で活躍して経済を発展させたといわれる。このため商売は「商人」の手に握られ、物の売買を職業とする人自体を「商人」と呼ぶようになったといわれる。そこから、「商」は「物の売買」を意味する漢字として使われ始め、日本語の「あきんど」にも当てられたと考えられる。
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