國語關聯年表-昭和時代(戰前)
國語關聯年表(昭和時代-戰前)
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- 2006-09-19T01:21:00+09:00
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- 昭和02年02月24日 ヘボン式ローマ字論の有志が鉄道の驛名のローマ字綴りをヘボン式から改めぬやう鉄道大臣に建議書を提出。
- 昭和02年02月24日 ヘボン式ローマ字論の有志がローマ字綴方調査會設置の必要を總理大臣と文部大臣に建議。
- 昭和02年03月24日 「ローマ字ヲ小學校教科目中ニ加フル事ニ關スル法律案」が衆議院委員會を通過。 本會議で審議未了。
- 昭和02年04月07日 鉄道省、驛名の發音式左横書き假名遣ひの採用を決定。
- 昭和02年05月04日 鉄道大臣、驛名の左横書き作業の中止を命令。
- 昭和02年07月02日 鉄道省、鉄道驛名のローマ字にヘボン式採用確認を通達。
- 昭和03年 三・一五事件
- 昭和04年04月--日 内閣印刷局編『本邦常用漢字の研究』(内閣印刷局報告第一號)を刊行。
- 昭和04年07月--日 カナモジカイが假名遣ひ改定について文部大臣に建議。
- 昭和04年12月03日 日本ローマ字會、「驛名ノローマ字綴リ方ニ關スル建議」を鉄道大臣に提出。
- 昭和05年01月15日 國語政策の實行團體として「国語協會」が設立。
- 昭和05年11月25日 臨時ローマ字調査會官制(昭和五年勅令第二百二十二號。昭和5年11月26日の官報第1174號に掲載)。
- 昭和05年11月26日 臨時ローマ字調査會會長に文部大臣田中隆三、委員に内閣書記官長鈴木富士彌以下34名を任命。
- 昭和06年 満州事変
- 昭和06年06月03日 臨時國語調査會、常用漢字表及假名遣改定案に關する修正(同日付の官報第1326號附録、雜報395に掲載)を發表。
- 昭和06年06月18日 保科孝一、國語國字問題について天皇に御進講。
- 昭和06年09月18日 滿州事變勃發。これにより支那の地名・人名を含む報道が増加したため漢字制限が不可能に。
- 昭和07年06月--日 臨時國語調査會、『假名遣改定論議要略・第一輯』を刊行。
- 昭和07年08月--日 平岡伴一編『國字國語問題文献目録』を刊行。
- 昭和07年09月06日 假名遣改定反對のため「國語愛護同盟」が設立。
- 昭和08年 国際連盟脱退
- 昭和09年01月--日 日本放送協會に放送用語並發音改善調査委員會(用語調査委員會)を設置。
- 昭和09年01月18日 カナモジカイ、入學試驗の漢字の書き取りを廢止するやう文部大臣に建議。
- 昭和09年03月12日 日本放送協會用語調査會、國號(讀み)として「ニッポン」を第一、「ニホン」を第二と暫定決定。
- 昭和09年03月19日 臨時國語調査會、國號呼稱統一案(「ニッポン」に統一)を發表。
- 昭和09年12月21日 文部大臣の諮問機関として國語審議會官制(昭和九年勅令第三百三十一號。昭和9年12月22日の官報第2394號に掲載)公布。國語審議會會長南弘、副會長穂積重遠、委員森山鋭一以下35名。臨時國語調査會官制廢止。
- 昭和10年01月06日 内閣から「機械標準用語」告示。
- 昭和10年01月18日 貯金局、口坐氏名の假名書きを認める。
- 昭和10年03月--日 日本放送協會用語調査委員會、放送用語の調査に關する一般方針を發表、これの小册子刊行を開始。
- 昭和10年06月--日 『本邦常用漢字の研究』(内閣印刷局研究報告第二号)刊行。
- 昭和10年08月--日 斯文會、常用漢字案(3,586字)を發表。
- 昭和11年 二・二六事件
- 昭和11年03月31日 『臨時ローマ字調査會議事録(上)』が刊行。
- 昭和11年05月--日 文部大臣の漢字廢止論が貴衆両院で問題化。
- 昭和11年06月26日 臨時ローマ字調査會、「ローマ字綴方表」(日本式據り)を議決、文部大臣に答申。
- 昭和11年06月30日 臨時ローマ字調査會官制廢止(昭和十一年勅令第百四十四號。昭和11年7月1日の官報第2848號に掲載)
- 昭和11年07月14日 ローマ字ひろめ會、臨時ローマ字調査會の答申に反對宣言。
- 昭和11年08月23日 日本ローマ字會、臨時ローマ字調査會の答申に賛成宣言。
- 昭和11年10月18日 東京府英語教育會、臨時ローマ字調査會の答申に反對決議。
- 昭和11年11月--日 カナモジカイ、漢字節減を目指した漢字五百字制限案を發表、同會の機關紙に使用。
- 昭和12年 支那事変
- 昭和12年03月12日 田中館愛橘等提出の「ローマ字ヲ國字トスル請願」が衆議院から政府に囘付。
- 昭和12年03月31日 臨時ローマ字調査會議事録(下)が刊行。
- 昭和12年05月24日 カナモジカイが假名遣ひの改定について文部大臣に建議。
- 昭和12年09月21日 ローマ字綴表(昭和十二年内閣訓令第三號。同日付の官報第3217號に掲載)公布。
- 昭和12年11月02日 朝鮮綜督府鉄道局、驛名標に訓令式ローマ字を採用。
- 昭和12年11月15日 ローマ字ひろめ會、訓令式ローマ字に反對、總理大臣に改定を進言。
- 昭和13年02月--日 日本ローマ字會、ローマ字のつづり方を訓令式に統一。
- 昭和13年02月--日 岡崎常太郎編『漢字制限の基本的研究』(カナモジカイ五百字制限案の調査報告)刊行。
- 昭和13年02月25日 日本ローマ字會、小學校の正課に訓令式ローマ字を入れるやう衆議院に請願。
- 昭和13年03月08日 鉄道省、ローマ字のつづり方を訓令式に統一。
- 昭和13年07月14日 國語審議會、「漢字字體整理案」を議決、文部大臣に答申。
- 昭和13年10月27日 内務省、兒童讀み物改善のため「子供雜誌編輯改善要項」(ふりがな廃止・活字の大きさ制限等)を指示。
- 昭和13年12月--日 國語審議會、「假名遣改定論議要略第二集」を發表。
- 昭和13年12月--日 山本有三のふりがな廢止論に對し『ふりがな廢止論とその批判』が刊行。
- 昭和14年 第二次世界大戦
- 昭和14年02月--日 國語審議會、「假名遣改訂に關する諸案輯成」を發表。
- 昭和14年03月14日 國語審議會、假名遣い改訂についての審議を議決、文部大臣に答申。
- 昭和14年12月01日 文部省圖書局、「國語對策協議會議事録」を発行。
- 昭和14年12月11日 海外の日本語教育に備え文部省に「日本語教科用圖書調査會」を設置。
- 昭和15年 日独伊三国軍事同盟
- 昭和15年03月08日 日本ローマ字會の請願「國民学校ニ國定ローマ字ヲ課スル件」が衆議院で採択。
- 昭和15年07月18日 國語審議會官制中改正(昭和十五年勅令第四百七十四號。昭和15年7月19日の官報第4060號に掲載)。
- 昭和15年11月14日 文部省に國語調査官設置。
- 昭和15年12月--日 國語協會、『標準名づけ讀本』を刊行。
- 昭和16年 日ソ中立条約
- 昭和16年 大東亜戦争、真珠湾攻撃
- 昭和16年02月25日 「國語國字ノ整理統一ニ關スル件」閣議申合せ事項決定。
- 昭和16年04月--日 「文部省ニ於ケル國語調査ノ經過」發表。
- 昭和16年05月01日 國語審議會官制中改正(昭和十六年勅令第五百三十六號。昭和16年5月2日の官報第4292號に掲載)、新たに幹事長を置き國語審議會幹事保科孝一を任命。
- 昭和16年06月--日 内閣印刷局、『本邦常用漢字の研究』を發行。
- 昭和16年11月--日 大西雅雄編『日本基本漢字』(3,000字を選定)が刊行。
- 昭和17年 ミッドウェー海戦
- 昭和17年03月03日 國語審議會「標準漢字表」の中間報告。
- 昭和17年03月--日 國語協會、「文書を書くときの心得三か條」(口語體で・分かり易い言葉で、易しい文字で)を發表。
- 昭和17年04月--日 文部省國語課、外國地名・人名の呼稱並びに表記に關する協議會を設置。
- 昭和17年04月--日 文部省、英語科教科書のローマ字のつづり方を訓令式に統一。
- 昭和17年06月17日 國語審議會、「標準漢字表」を議決、文部大臣に答申(常用1,134字、準常用1,320字、特別74字)。
- 昭和17年07月06日 文部大臣、「國語ノ横書ニ關スル件」を國語審議會に諮問。
- 昭和17年07月17日 國語審議會、「新字音假名遣表」(表音式假名遣ひ)を議決、文部大臣に答申。
- 昭和17年07月17日 國語審議會、「國語ノ横書ニ關スル件」を議決、文部大臣に答申。ただし世論の反對により閣議決定は見合はせ。
- 昭和17年10月07日 國語の傳統を守るため「日本國語會」結成。
- 昭和17年12月04日 文部省、「標準漢字表」を修正發表。また「標準漢字表ニ關スル件」閣議申し合わせ事項決定。
- 昭和18年 学徒出陣
- 昭和18年02月--日 毎日新聞が左横書きの廣告掲載を拒否。各紙もこれに同調。
- 昭和18年11月01日 行政機構整備實施のため官制改正。文部省圖書局廢止。「国語ノ調査ニ關スル事項」は教學局所管。
- 昭和19年03月--日 文部省國語課、現代語の標準的發音學習のため「發音符號」を制定、發表。
- 昭和19年09月--日 外國地名人名協議會、「外國地名人名整理案」「同表記法案」を議決、答申。
- 昭和20年07月11日 分課規程改正に伴ひ國語課廢止。國語の調査に關しては教學局教學課の所管となる。
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