國語關聯年表-明治時代
國語關聯年表(明治時代)
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- 2006-08-03T00:00:00+09:00
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- 明治02年04月--日 柳川春三が「布告ノ書ニ假名文ヲ用ヰ且板行ニスベキコト」を政府に建議。
- 明治03年05月--日 南部義籌が「修國語論」を大学頭・山内容堂に提出。
- 明治03年05月--日 前島密が「國文教育之儀ニ付建議」を議政機關輯議院に提出。
- 明治04年 廃藩置県
- 明治04年08月--日 南部義籌が「修國語論」を文部省に提出。
- 明治04年09月18日 文部省に編輯寮開設。國語調査事務を所管。
- 明治05年 太陽暦採用
- 明治05年03月--日 公用文に歴史的假名遣ひを採用。
- 明治05年07月--日 大木文部卿、漢字節減のため「新撰字書」(3,167字)を編輯させる。
- 明治06年 徴兵令、地租改正
- 明治06年11月--日 福沢諭吉が『文字之教』内「はしがき」にて漢字節減論を主張、本文で實行。
- 明治06年12月--日 前島密が「學制御施行ニ先ダチ國字改良相成度卑見内申書」を右大臣岩倉具視と文部卿大木喬任に提出。
- 明治07年 民選議院設立建白書
- 明治08年 樺太千島交換条約、日清修好条規調印
- 明治08年02月--日 文部省、國語辭書の編輯に着手。
- 明治10年 西南戦争
- 明治15年 壬午事変
- 明治16年07月01日 假名文字專用論の團體が合同して「かなのくわい」結成。
- 明治17年06月--日 外山正一が漢字全廢を主張、『東洋學藝雜誌』33號に「漢字を廢し英語を盛に興すは今日の急務なり」を發表。
- 明治17年07月--日 外山正一がローマ字專用論を主張、『東洋學藝雜誌』34號に「羅馬字を主張する者に告ぐ」を發表。
- 明治18年 内閣制度発足
- 明治18年01月--日 外山正一が「羅馬字會」結成。
- 明治18年03月--日 羅馬字會がローマ字による日本語の書き表し方(ヘボン式)を決定。
- 明治19年03月--日 矢野文雄が漢字節減論を主張、『日本文體文字新論』を刊行。
- 明治19年05月--日 田中館愛橘が羅馬字會から離れ日本式ローマ字を普及するため「羅馬字新誌社」を設立。
- 明治20年06月--日 二葉亭四迷が小説『浮雲』に言文一致體を採用。
- 明治21年02月--日 かなのくわい編『かなぶんのかきかた』刊行。
- 明治22年 大日本帝国憲法
- 明治22年04月--日 内閣官報局が「送假名法」を制定、官報號外として出版。官報の送り假名は以後これによる。
- 明治23年06月20日 文部省編輯局廢止。出版事業は民間に移譲。
- 明治27年 日清戦争
- 明治27年05月30日 内閣官報局編「送假名法」増補版(八尾新助版)刊行。
- 明治28年 下関条約、治安警察法
- 明治28年08月--日 三宅雪嶺が歐化思想を排して漢字尊重論を主張。雑誌『太陽』1卷8號にて「漢字利導説」發表。
- 明治31年07月--日 上田万年が「國字改良會」結成。
- 明治32年05月--日 重野安繹が漢字廢止論に反對し『東京學士會院雜誌』21巻5・6號に「常用漢字文」を發表。
- 明治32年10月--日 帝國教育會、國字改良會を合併、帝國教育會國字改良部とした。
- 明治33年01月26日 帝國教育會國字改良部、「國字國語國文ノ改良ニ關スル請願書」を貴衆両院に提出。
- 明治33年01月--日 帝國教育會國字改良部、國字國語に關する改良意見を教育公報に發表。
- 明治33年02月16日 根本正らより衆議院に提出の「國字國語國文ノ改良ニ關スル建議案」可決。
- 明治33年02月21日 辻新次らより貴族院に提出の「國字國語國文ノ改良ニ關スル建議案」は調査會を設けることに修正可決。
- 明治33年04月16日 第一囘國語調査會開催。
- 明治33年04月--日 井上円了著『漢字不可廢論』刊行。
- 明治33年04月--日 原敬、振り假名の表音化を主張し『大阪毎日新聞』に「ふり假名改革論」を發表。
- 明治33年08月21日 小學校令施行規則(明治三十三年文部省令第十四號。同日付の官報第5141號に掲載)第16條にて假名字體の一定(變體假名廢止)、字音假名遣ひの改正(表音式に改め長音符合の採用)、漢字1,200字制限の3表を發表。
- 明治33年08月22日 小學校令改正竝小學校令施行規則發布ニ關スル件(明治三十三年文部省訓令第十號。同日付の官報第5142號に掲載)
- 明治33年12月--日 文部省により國語漢文科の名を廢して國語科と改めることを高等教育會議に提出。
- 明治34年03月--日 文部省により「高等師範學校尋常小學國語科實施方法要項」發表。東京語の發音と語法が採用。
- 明治34年05月13日 文部省總務局圖書課により『羅馬字書方調査報告』が刊行。
- 明治35年 日英同盟
- 明治35年02月08日 國語調査委員會委員長前島密、同委員上田万年ほか六名の委嘱を解く。
- 明治35年03月24日 國語調査委員會官制(明治三十五年勅令第四十九號。明治35年3月25日の官報第5613號に掲載)
- 明治35年04月11日 國語調査委員會委員長に加藤弘之、委員に嘉納治五郎ほか十一名を任命。
- 明治35年04月24日 第一囘國語調査委員會。
- 明治35年07月04日 國語調査委員會決議事項。音韻文字の採用・調査、言文一致體の採用・調査、國語の音韻組織の調査、方言の調査と標準語の選定の四項目(同日付の官報第5699號に掲載)
- 明治36年08月19日 國語調査委員會、創立より36年7月に至る議案及び調査審議事項、参考資料等を發表。
- 明治36年09月16日 國語調査委員會、國語調査資料收輯のため「音韻取調ニ關スル事項」「口語法取調ニ關スル事項」を各府縣に配布、その調査報告を依頼。
- 明治37年 日露戦争
- 明治37年04月01日 國語調査委員會編『國語國字改良論説年表』、同『片假名平假名讀ミ書キノ難易ニ關スル實驗報告』發行。
- 明治37年10月--日 國語調査委員會編『方言採輯簿』刊行。
- 明治37年11月--日 國語調査委員會、『假名字羅馬字優劣論比較一覽』發表
- 明治38年 ポーツマス条約、日韓協約
- 明治38年03月07日 國語調査委員會、『音韻調査報告書』『音韻分布圖』發行。
- 明治38年03月--日 官房圖書課、『假名遣試驗成績表』發行。
- 明治38年03月20日 久保田文部大臣「文法上許容スベキ事項,國語假名遣改定案、字音假名遣改定案」を高等教育會議、國語調査委員會、帝國教育會及び師範學校に諮問。
- 明治38年04月27日 假名遣改定反對のため「國語會」結成。
- 明治38年08月--日 小學校令施行規則發布。變體假名の廢止、長音符号(ー)の採用、漢字節減を斷行。
- 明治38年11月21日 國語調査委員會から『假名遣諮問ニ對スル答申』(國語假名遣ひのみ改正する案)。
- 明治38年12月--日 官房圖書課、『假名遣諮問ニ對スル答申』發行。
- 明治38年12月02日 教科書の檢定または編修に關し「文法上許容スベキ事項」文部省告示。
- 明治38年12月07日 ローマ字專用論者の大同團結のため「ローマ字ひろめ會」結成。
- 明治38年03月08日 國語調査委員會ニ於ケル文部次官演述(同日付の官報第6503號に掲載)
- 明治39年03月05日 國語調査委員會編『現行普通文法改定案調査報告之一』發行。
- 明治39年09月10日 文部省官房圖書課、『明治38年2月假名遣改定案ニ對スル輿論調査報告』を刊行。
- 明治39年11月01日 ローマ字ひろめ會が小學校教育にローマ字を課するように文部大臣に建議。
- 明治39年12月07日 國語調査委員會編『口語法調査報告書』二册發行。
- 明治39年12月15日 假名遣ひ改定反對のため「國語擁護會」を結成。
- 明治39年12月24日 文部省官房圖書課、『新舊假名遣對照語彙』發行。
- 明治39年12月--日 高等教育會議、文部大臣の諮問「假名遣改定案」を可決。
- 明治40年01月--日 日清韓三國で通常用ゐる漢字を改良統一するため「漢字統一會」を結成。
- 明治40年01月23日 衆議院本會議で「ローマ字ヲ日本ニ於ル一般小學校生徒ニ課スル建議案」を可決。
- 明治40年02月--日 國語調査委員會編『口語法分布圖』37枚を發行。
- 明治40年03月--日 貴族院、表音式假名遣ひを歴史的假名遣ひに改めることを文部大臣に建議。
- 明治40年03月20日 國語調査委員會の審議報告『送假名法』を發表。
- 明治40年06月06日 文部大臣、國語假名遣改正案實施の一年延期を發表。
- 明治40年06月06日 ローマ字ひろめ會、小學校にローマ字を課することを文部大臣に建議。
- 明治41年03月31日 國語調査委員會、「音韻取調ニ關スル事項」「口語法取調ニ關スル事項」を各府県に配布、第二期取調べを依嘱。
- 明治41年05月16日 ローマ字ひろめ會、修正ヘボン式の採用決定。
- 明治41年05月23日 臨時假名遣調査委員會官制(明治四十一年勅令百三十六號。明治41年5月25日の官報第7471號に掲載)
- 明治41年05月25日 臨時假名遣調査委員會委員長菊池大麓、委員曾我祐準以下24名を任命。文部大臣、諮問案提示。
- 明治41年05月27日 國語調査委員會編『漢字要覽』を刊行。
- 明治41年05月29日 臨時假名遣調査委員會第一囘委員會。
- 明治41年05月--日 文部省官房圖書課、「新假名遣國語表案」發表。
- 明治41年09月05日 文部大臣、臨時假名遣調査委員會に對する諮問案を撤囘。
- 明治41年09月07日 小學校令施行規則中改正ニ付キ其趣旨貫徹方(明治四十一年文部省訓令第十號。同日付の官報第7561號に掲載)
- 明治41年09月07日 小學校令施行規則中改正(明治四十一年文部省令第二十六號。同日付の官報第7561號に掲載)
- 明治41年12月12日 臨時假名遣調査委員會官制廢止(明治四十一年勅令三百十二號。明治41年12月14日の官報第7641號に掲載)
- 明治42年01月18日 文部省官房圖書課、『臨時假名遣調査委員會議事速記録』を刊行。
- 明治42年03月09日 「ローマ字普及ニ關スル建議案」衆議院通過。
- 明治42年03月30日 國語調査委員會編『假名遣及假名字體沿革資料』を刊行。
- 明治43年 韓国併合
- 明治43年11月13日 漢語の減少を目的の一つとする「日本言葉の會」が結成。
- 明治44年04月--日 國語調査委員會編『口語體書簡文ニ關スル調査報告』を刊行。
- 明治44年05月11日 文部省官房圖書課の廢止。圖書局の設置。
- 明治44年05月--日 文藝に關する事項を調査審議する文藝委員會官制發布。
- 明治44年09月--日 國語調査委員會編『假名源流考』『假名源流考證本写真』を刊行。
- 明治44年12月--日 國語調査委員會編『平家物語につきての研究』を刊行。
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