広告
広告
https://www.7key.jp/data/design/color/pink/ikkonzome.html#basic
色名 | 一斤染 | color sample |
---|---|---|
色名の読み | いっこんぞめ | |
英語表記 | - | |
RGB | (248,218,210) | |
RGB値の16進表記 | #F8DAD2 | |
CMYK | (0,15,9,0) | |
マンセル値 | 10R 8.5/2 | |
HSV | 12°,14.9%,97.3% | |
JIS規格(略称) | JIS規格外の色 |
https://www.7key.jp/data/design/color/pink/ikkonzome.html#other
一斤染は、「いっきんぞめ」とも読み、日本の色名の一つ。紅花の花一斤(約600g)で絹一疋(二反:約40cm×巾26m)を染めた染色を指し、英語でのペールピンク(薄桃色)に近い色となる。古代、紅花は大変高価な染料であり、当然、それを用いた紅染めも濃い色になるほど高額となり、一般の使用はもちろん、一部の貴族を除いて禁じられるものでもあった。にも関らず、平安時代後期に禁色(きんじき)の取り締りが一番困難であったのが紅染めとされ、少しでも赤く染めようとする者が後を絶たなかったと言われている。一斤染の分量が定められた理由にはこのような時代背景があり、この色より紅が濃くなると禁制とされ、一般に使用が許される紅花の色を標準化する目的があったといわれている。ただし現在では、和服の色合い以外ではほとんど使用されない色の名前である。
尚、一斤だけの紅花を使うことが許されたため、聴色(ゆるしいろ)との別名もある。
ただし、聴色は各禁色とされた色にあり、聴色が一斤染を指すわけではない。一斤染は、紅色における聴色の上限である。
広告