回線交換方式【Circuit Switching】

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回線交換方式とは

最終更新
2005-07-20T00:00:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/nw/technology/term/other/cirs.html#cirs

通信の開始から終了まで回線(又は仮想的な通信路)を確保(占有)し通信を行う通信方式です。コネクション指向通信とも呼ばれます。交換機による電話が代表例と言えるでしょう。蓄積交換型のようにデータを蓄積したりブロックの制御を行ったりする必要が無いため、交換設備の機能が簡単なものとなります。また、回線を占有することとなりますので、通信速度やQoSが保証された通信となるメリットもあります。輻輳等による伝送遅延もほとんど発生しないでしょう。ただ、回線を占有するという特性柄、データ量に関らず伝送路の共有等ができないため利用効率が低くなるデメリットもあります。また、双方の伝送速度は同じでなければなりません。回線交換方式には、物理的にスイッチを閉じることで発着両端末間に一対の回線を設定する空間分割回線交換方式と、時間的に多重化された信号の順番を変えることで入力回線と出力回線を接続する時分割回線交換方式の2種類があります。

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Copyright (C) 2005 七鍵 key@do.ai 初版:2005年07月20日 最終更新:2005年07月20日