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https://www.7key.jp/nw/technology/protocol/rlogin.html#what
Rloginは4.X系(4.2以降)BSDのUNIXに装備されているリモートシステムへのログイン用の機能です。TCPコネクション、513番ポートが使われます。Telnetに似た環境を提供するプロトコルですが、よりUNIXシステム環境を活用する事ができると言う特徴があります。また、RloginにはTrusted Hostと言う考えが採用され、あらかじめ登録された端末間であればパスワードの入力をすること無くリモートログインを行うことができます。
TCPコネクションが確立されると、RloginクライアントがNull
で終わる4つの文字列をリモートに送信します。
<null>
client-user-name<null>
server-user-name<null>
terminal-type/speed<null>
リモートサーバはこれに応えるためにNull
文字を1つローカルへ送信し、データ送信モードへ入ります。
Telnetとは異なり、Rloginクライアントはオプションのネゴシエーションを行うことはできません。サーバ側から1オクテットの制御文字をデータストリームに埋め込み、TCP緊急フラグ(URG)を設定してクライアントへ送信します。
コード | 意味 |
---|---|
2 | サーバから送信されたデータで、スクリーンに表示されずバッファに残っているデータをクライアントに破棄させる。 |
16 | RAWモード(スタートとストップのフロー制御文字がローカルで処理されず、生データとして扱われる。)への切り替えをクライアントに命令する。 |
32 | Cookedモード(スタートとストップのフロー制御文字がローカルで処理される。デフォルト。)への切り替えをクライアントに命令する。 |
128 | 現在のウィンドウサイズをクライアントに要求する。 |
https://www.7key.jp/nw/technology/protocol/rlogin.html#supplement
セキュリティ上の問題点も多く、Rloginの使用を禁止している管理者も多い。
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