ユリ

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2007-03-02T00:00:00+09:00
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ユリユリ(2)ユリ(3)

ユリの情報

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ユリ目ユリ科で主にユリ属の多年草の総称として用いられる。また、ウバユリ属のウバユリ、バイモ属のクロユリなども「ユリ」と総称される場合もある。

一般名ユリ(百合)
学名Lilium spp.
英語名lily

知識

基本情報

アジアを中心に、ヨーロッパ、北アメリカなどの亜熱帯から温帯、亜寒帯にかけて広く分布。約96種あり、北米に25種、ヨーロッパに12種、アジア周辺に59種(日本には約15種)。属名は、古ケルト語の「白【li】」と「花【lium】」に由来するとの説がある。和名の「ユリ」についての由来ははっきりせず、風に花が揺り動くから「揺り」、より合って花が咲く様子から、万葉集の由利に由来、朝鮮語の「ナリ」に由来するなど様々な説(俗説も含む)がある。ユリの漢名が「百合(バイヘ)」のため日本でも百合と書かれるが、ユリにつながる音はない。

植物としてのユリ

種類によって生育条件はかなり異なるが、基本的に乾燥と高温を嫌う。花は同花被花で、3枚の外花被片と3枚の内花被片からなる。おしべは6本、子房は上位で3室に分かれる。球根は鱗片から成る鱗茎だが、鱗皮には包まれていない(無皮鱗茎)。「百合根」として食用、薬用とされている。根には茎の地下部から発生し肥料を吸収する役割を担う上根と、鱗茎の基部から出て地上部を安定させる下根がある。

西洋でのユリ

新約聖書では「ソロモンの栄華もユリに如かない」と繁栄の象徴として用いられている。また、キリスト教においては純潔の象徴として用いられ、聖母マリアの象徴とされる。天使ガブリエルはマリアに受胎告知を行った天使とされ、しばしばユリの花をたずさえて描かれる。また、ユリの花は「フルール・ドゥ・リス【Fleur-de-Lys】」として歴代フランス国王の紋章とされ、青地に金で描かれる。リヒテンシュタイン(黄色)とバチカン市国(マドンナリリー)の国花。

日本でのユリ

日本は世界中で最も自生ユリに恵まれた国といわれている。東洋でユリは食用や薬用にされ、古来日本でも食用や薬用が多かったとされる。ヤマユリ、コオニユリ、オニユリの3種はその鱗茎(ゆりね)を食用とするため栽培されている。また、ユリの球根は百合(びゃくごう)と呼ばれ生薬とされ、滋養強壮、利尿、鎮咳などの効果があるとされている。花の観賞は主に明治30年代頃からと考えられている。幕末にシーボルトが日本の球根を持ち帰り、「イースター・リリー」として大流行したために、ユリの球根は近代絹に次ぎ当時二番目の主要輸出品として外貨を獲得した。その後、逆輸入されるかたちで明治末に鑑賞花として日本でも流行することとなった。日本には15種が自生するとされているが、その中で日本固有の種は以下の6種といわれる。

ユリの分類

花の形態に基づく分類

Wilson, E. H.が1925年に発表したもので、原種を4の亜属に分類する方法。

ヤマユリ亜属(Archelirion)

漏斗状花で漏斗状に広がり比較的大型。横向き咲き。ヤマユリ、サクユリなどがこれに分類される。

テッポウユリ亜属(Leucolirion)

筒状花でラッパ状。横向き咲き。まれに下、斜上から上向きにも咲く。テッポウユリオトメユリ、ウケユリ、ササユリ、タモトユリ、タカサゴユリ、ハカタユリ、リーガル・リリーなどがこれに分類される。

カノコユリ亜属(Martagon)

鐘状花で鐘状、球状、星型。下向き咲き。カノコユリ、イトハユリ、スゲユリ、オニユリ、キガノコユリなどがこれに分類される。

スカシユリ亜属(Pseudolirion)

盃状花で茶碗型、もしくは星型。上向き咲き。ヒメユリ、エゾスカシユリ、イワトユリなどがこれに分類される。

形態的特徴と地理的分布を基にした分類

Comber, H. F.が1949年に発表したもの。

Martagon節
タケシマユリクルマユリなど
Pseudolirium節
Liriotypus節
Archelirion節
スゲユリ、ササユリ、タモトユリ、オトメユリカノコユリヤマユリ、ウケユリなど
Sinomartagon節
スゲユリ、ヒメユリオニユリ、キヒラトユリ、イワトユリなど
Leucolirion節
タカサゴユリ、テッポウユリ
Daurolirion節
エゾスカシユリなど

園芸品種の分類

1964年に英国王立園芸協会(Royal Horticultural Society; RHS)によって定められた園芸分類。

Division 1:アジアティック・ハイブリッド【Asiatic Hybrids】
オニユリ、マツバユリ、コオニユリ、イワトユリ、コマユリ、イトハユリ、ヒメユリなどアジア原産のユリを中心に交配された品種群。上向き咲き雑種を1(a)、横向き咲きを1(b)、下向き咲きを1(c)とする。丈夫で栽培は容易だが香りはほとんどない。一般にこのグループは「スカシユリ」と総称されることもあるが、スカシユリの特徴を持たないものも多い。
Division 2:マルタゴン・ハイブリッド【Martagon Hybrids】
片親にタケシマユリ、マルタゴンリリー、クルマユリなどの系統が用いられたマルタゴンタイプの品種群。
Division 3:キャンディドゥム・ハイブリッド【Candidum Hybrids】
マドンナリリー、及びこれらと近縁ヨーロッパ原産の種(マルタゴンリリーは除く)より得られた品種群。
Division 4:アメリカン・ハイブリッド【American Hybrids】
ベリンガム・ハイブリッドなどアメリカ原産の種を中心とした品種群。
Division 5:ロンギフローラム・ハイブリッド【Longiflorum Hybrids】
テッポウユリ、タカサゴユリなどを基に作られた品種群。
Division 6:トランペット・ハイブリッド【Trumpet Hybrids】
中国原産のキガノコユリ、リーガル・リリー、ハカタユリなど、アジア原産の種を親とするトランペット型品種群。筒状花を持つ雑種を6(a)、漏斗状花を6(b)、星形花を6(c)とする。
Division 7:オリエンタル・ハイブリッド【Oriental Hybrids】
ヤマユリカノコユリササユリオトメユリなどの雑種、及びこれらとキガノコユリとの交配による品種群。筒状花を持つ雑種を7(a)、漏斗状花を7(b)、扁平花を7(c)、反捲花を7(d)とする。森林のユリを中心に交配されており、日陰を好む。香りがあり優雅で華麗な花が魅力とされる。
Division 8:その他
以上の区分に属さない組合せの品種群。
組織培養などの技術により新たに作られた品種。
Division 9:原種およびその変種

ユリの原種

花言葉

1月15日3月20日5月9日6月25日7月23日11月18日

ユリ(白)の花言葉

6月1日7月14日

ユリ(黄)の花言葉

7月19日

ユリ(ピンク)の花言葉

8月1日

スカシユリの花言葉

2月18日6月5日6月17日7月24日

スカシユリ(ピンク)の花言葉

4月28日

スカシユリ(黄)の花言葉

3月12日

ユリ(ルレーブ)の花言葉

6月15日7月31日

ユリ(ロザリオ)の花言葉

3月20日

ユリ(スターゲイザー)の花言葉

8月5日

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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年03月02日 最終更新:2007年07月16日