第45番札所 海岸山岩屋寺

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海岸山岩屋寺 - 四国霊場八十八箇所資料集での納経帳への朱印

海岸山岩屋寺の基本情報

最終更新
2007-05-21T00:00:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/shikoku88/s45_iwayazi.html#basic
正式名称と通称
海岸山 岩屋寺(かいがんざん いわやじ)/通称:-
本尊と宗派、開基
不動明王 / 真言宗豊山派 / 弘法大師
真言
ナウマクサンマンダ バダラダンセンダ マカロシヤダ ソワタヤウンタラタ カンマン
御姿
海岸山岩屋寺 - 四国霊場八十八箇所資料集の御姿 本尊のカラーイメージ
御詠歌
唱え奉る 四国霊場 第45番 海岸山 岩屋寺 の御詠歌に
大聖の祈る力のげに岩屋 石のなかにも極楽ぞある(だいしょうの いのるちからの げにいわや いしのなかにも ごくらくぞある)
所在地と電話番号
〒791-1151:愛媛県上浮穴郡久万高原町七鳥1468(0892-57-0417)
前札所と次札所
前札所:第44番札所 大宝寺(9.1km)/次札所:第46番札所 浄瑠璃寺(26.6km)
交通と駐車場
徒歩:大宝寺→畑野川住吉神社→岩屋橋→岩屋寺
大宝寺から徒歩15分、伊予鉄バス上直瀬・面・水押行:大宝寺□→岩屋寺前(25分)、下車後徒歩(600m)
JR松山駅下車。高知行きバス久万乗換え、面河行きバス岩屋寺前下車。徒歩20分。
駐車場:普通車200円(100台:境内まで徒歩25分)
宿泊
宿坊80人(3800円)

海岸山岩屋寺のその他情報

最終更新
2007-05-21T00:00:00+09:00
この記事のURI参照
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歴史と謂れ

弘仁6年(815年)に、弘法大師が四国巡錫し修行の霊地を探してこの地に入山、明王鈴の音を頼りに岩山に上ったところ、法華仙人と呼ばれる女性に出会った。この地で修行していた法華仙人が大師に深く帰依し、山を大師に献上して往生を遂げた。大師は自ら木造と石造の不動明王を刻み、木像は本尊本尊不動明王として護摩修法されたとして本堂に安置して開創。石像は奥の院の岩窟に秘仏として封じ込め、山そのものを本尊不動明王として護摩修法した。そして寺号を海岸山岩屋寺と名づけた。それ以来修行の霊地として法灯は継承される。明治33年(1898年)には、火災により仁王門、虚空蔵堂を残して堂舎などは焼失。現存の本堂は大正9年(1920年)の再建。また、大師堂は同じく大正9年、本堂は昭和2年、山門は昭和9年に、鐘楼は昭和27年に建立された。

堂塔

岩屋寺の仁王門

本堂は垂直の礫岩峰に抱かれるように建てられ、礫岩峰の左手の鐘楼門に面したところが胎蔵界峯、右手が金剛界峯と呼ばれている。金剛界峯には、法華仙人の行場の跡と舎利塔が残されている。礫岩峰は、全部で50余り。いずれも数千万年前には海底にあったもので、それらが断層運動によって隆起し、浸蝕されて異様な山容が作り出されたといわれる。国の名勝に指定されている。

礫岩峰

その他

行事

-

その他の情報

逼割禅定

大師堂の右手の門から細く狭い山道を上ると、かつての弘法大師の修行の場である逼割禅定の入口がある。大きな岩の裂け目には木製の扉があり、普段は鍵が掛けられている。逼割禅定に行く人は、寺務所へ申し出て鍵を借り、納め札200円を購入する。大師堂左手の門をくぐって狭い山道を進み、納め札を一枚ずつ納めながら300mほど上る。納め札は36枚あり、全部納めた所が弘法大師の修行の場である逼割禅定の入口となる。入口の鍵を開け、岩の裂け目(御逼割)を鎖やロープ、はしごなどを使い上れば、岩の頂上の白山権現にたどり着く。

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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年05月21日 最終更新:2007年05月21日