第14番札所 盛寿山常楽寺

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盛寿山常楽寺 - 四国霊場八十八箇所資料集での納経帳への朱印

盛寿山常楽寺の基本情報

最終更新
2007-05-21T00:00:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/shikoku88/s14_zyourakuzi.html#basic
正式名称と通称
盛寿山延命院 常楽寺(せいじゅざん じょうらくじ)/通称:-
本尊と宗派、開基
弥勒菩薩 / 高野山真言宗 / 弘法大師
真言
オン マイタレイヤ ソワカ
御姿
盛寿山常楽寺 - 四国霊場八十八箇所資料集の御姿 本尊のカラーイメージ
御詠歌
唱え奉る 四国霊場 第14番 盛寿山 常楽寺 の御詠歌に
常楽の 岸にはいつか 至らまし 弘誓の船に 乗りおくれずば(じょうらくの きしにはいつか いたらまじ ぐぜいのふねに のりおくれずば)
所在地と電話番号
〒779-3128:徳島市国府町延命606(088-642-0471)
前札所と次札所
前札所:第13番札所 大日寺(2.3km)/次札所:第15番札所 国分寺(0.8km)
交通と駐車場
徒歩:大日寺→一宮橋→常楽園前→常楽寺(交通機関の利用不可)
JR徳島駅下車。神山行きバス25分(常楽寺前下車)。徒歩10分。
駐車場:無料(5台:境内まで徒歩2分)
宿泊
宿坊なし

盛寿山常楽寺のその他情報

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2007-05-21T00:00:00+09:00
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歴史と謂れ

弘仁6年(815)、弘法大師が留錫したおりに開基したとされる。大師がこの地で修行をしていたとき、弥勒菩薩が多くの菩薩と一緒に現れ説法を行った。感得した弥勒菩薩の姿を霊木に刻んで堂宇を建立し本尊として安置した。その後、大師の弟子真然僧正は金堂を建立し、祈親法師は講堂・三重塔・仁王門などを増築した。室町時代には細川家の勅願所として栄えたが、天正年間の長宗我部勢の兵火により焼失し寺は荒廃してしまう。万治2年(1659年)に蜂須賀家が再興し、文化15年(1818年)には灌漑用の溜め池を造るために40段余り階段を上がった現在地へ移された。

堂塔

奥之院慈眼寺

常楽寺から少し離れた所にある、奥之院慈眼寺には十一面観音が祀られており、この観音様は別名「子安観音」と呼ばれ、安産祈願に訪れる人も多い。

流水岩の庭園

この地に境内を移転する際に、山を切り崩し埋め立てて堂宇を建てたために流水岩の庭園ができたとされている。

あららぎの霊木

あららぎの霊木

本堂脇には本堂に覆い被さるように枝を広げている大木は、弘法大師が糖尿病に苦しむ老人に煎じて飲ませたと伝えられるイチイの木で、別名「あららぎの霊木」。あらゆる病気に霊験があるとされる。

その他

行事

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その他の情報

弥勒菩薩とは、お釈迦様が亡くなられた56億7千万年後に兜率天からこの世に下られ、釈迦の救いが得られなかった人々を救済するといわれている。本尊が弥勒菩薩なのは四国の札所ではこの常楽寺だけ。また、常楽寺に祀られている弥勒菩薩は日本三体(京都府滋賀県の三井寺とに一体ずつ)の1つとして数えられ、仏像としての評価も高い。

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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年05月21日 最終更新:2007年05月21日