第4番札所 黒巖山大日寺

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黒巖山大日寺 - 四国霊場八十八箇所資料集での納経帳への朱印

黒巖山大日寺の基本情報

最終更新
2007-05-21T00:00:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/shikoku88/s04_dainichizi.html#basic
正式名称と通称
黒巌山遍照院 大日寺(こくがんざん だいにちじ)/通称:-
本尊と宗派、開基
大日如来 / 高野山真言宗 / 弘法大師
真言
オン アビラウンケン バザラダトバン
御姿
黒巖山大日寺 - 四国霊場八十八箇所資料集の御姿 本尊のカラーイメージ
御詠歌
唱え奉る 四国霊場 第4番 黒巖山 大日寺 の御詠歌に
眺むれば 月白妙の 夜半なれや ただ黒谷に 墨染めの袖(ながむれば つきしろたえの よわなれや たゞくろだにに すみぞめのそで)
所在地と電話番号
〒:徳島県板野郡板野町黒谷居内5(088-672-1225)
前札所と次札所
前札所:第3番札所 金泉寺(5.0km)/次札所:第5番札所 地蔵寺(2.0km)
交通と駐車場
徒歩:金泉寺→バス停東大寺→高徳線踏切→岡上神社前→諏訪神社前→犬伏橋→4番石標→墓地→大日寺
金泉寺(徒歩10分)→板野駅南(徳島バス鍛治屋原行:9分)→羅漢、下車後徒歩(2.2km)
JR高徳線板東駅下車。タクシー15分、又は鍛冶屋原行きバス6分(羅漢下車)。
駐車場:無料(50台:境内まですぐ)
宿泊
なし

黒巖山大日寺のその他情報

最終更新
2007-05-21T00:00:00+09:00
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歴史と謂れ

弘法大師の開基した寺。弘法大師はこの地にしばらく留まり、大日如来を感得してその尊像を刻んで本尊とし、寺号を大日寺と名づけた。長い年月の間に幾度か廃寺になり、そのたびに復興されてきた。天和・貞享年間(1681〜1688)に再建された後は、本尊の大日如来が当時の阿波藩主蜂須賀家の守り本尊でもあったところから同家の尊信を厚く受け、元禄年間に現在の堂塔を大修理されるなどの庇護を受けた。

堂塔

朱色の楼門を入ると正面に本堂があり、右手の大師堂とは西国の三十三観音像を安置した廻廊でつながっている。古くは本堂左手に通夜堂があった。

鐘楼門
大日寺の鐘楼門
上層が鐘楼になっており、一階部分が角柱、二階部分が丸柱との変わった造り。
本堂
大師堂
本尊の大日如来
一尺八寸(約5cm)の秘仏、弘法大師の彫刻によるもの。

三十三千手観音

本堂から右手の大師堂をつないでいる回廊には、西国三十三所の木で造られた三十三体の観音像がガラス張りで安置されている。江戸時代の明和年間(1764〜1772)に、大阪の信者が奉納したものと伝えられている。

手水所

昔は蛤水(はまぐりみず)と呼ばれる白く濁った水が湧き出、この水を飲むと胃腸に良いとの言い伝えがあった。近年、水の出が悪くなったためポンプで吸い上げるようにしたところ、水は透明となり胃腸に効くとの説も薄れた。

行事

-

その他の情報

三方を山に囲まれ、山間を奥深く入った静寂な地。地蔵寺を先に打ってから大日寺へ逆打ちをした方がまわりやすいとも言われる。

大日如来

本尊になっている大日如来は、真言宗で「宇宙の中心、万物の根元とされる人々にあまねく、慈悲をもたらす最高の仏」とされている。梵名は「マハーヴァイローチャナ・タターガタ」と言い、「偉大な光照者」との意味。白蓮華に坐して瞑想を行っている姿で、胎蔵界・金剛界曼荼羅の中心に描かれる。

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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年05月21日 最終更新:2007年05月21日