セシウム【Caesium】
セシウムの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/cs.html#basic
セシウムの一般特性
- 名称/記号/番号
- セシウム / Cs / 55
- 分類
- アルカリ金属
- 族/周期/ブロック
- 1(IA) / 6 / s
- 密度/硬度
- 1879kg・m-3 / 0.2
- 単体の色
- 金色を帯びた銀白色
セシウムの原子特性
- 原子量
- 132.9054519amu
- 原子半径(計測値)
- 260(298)pm
- 共有結合半径
- 225pm
- VDW半径
- 不明
- 電子配置
- [Xe]6s1
- 電子殻
- 2, 8, 18, 18, 8, 1
- 酸化数(酸化物)
- 1(強塩基性酸化物)
- 結晶構造
- 体心立方構造
セシウムの物理特性
- 相
- 固体(常磁性)
- 融点
- 301.59K(28.44℃)
- 沸点
- 944K(671℃)
- モル体積
- 70.94×10-3m3・mol-1
- 気化熱
- 67.74kJ・mol-1
- 融解熱
- 2.092kJ・mol-1
- 蒸気圧
- 不明
- 音の伝わる速さ
- 不明
その他
- クラーク数
- 0.0007%
- 電気陰性度
- 0.79(ポーリング)
- 比熱容量
- 240J・kg-1・K-1
- 導電率
- 4.89×106m・Ω
- 熱伝導率
- 35.9W・m-1・K-1
- イオン化エネルギー
- 第1イオン化エネルギー:375.7kJ・mol-1/第2イオン化エネルギー:2234.3kJ・mol-1/第3イオン化エネルギー:3400kJ・mol-1
セシウムのその他情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/science/element/cs.html#basic
セシウムの特徴
アルカリ金属の1つで、典型元素。金色を帯びた銀白色の軟らかい金属。反応性が強く、常温でも空気中で酸化される。水とも激しく反応する。炎色反応は青紫色。人工的に作られるセシウム137は半減期30.07年の放射性元素。医療用の放射線源に使われるが、体内に入るとカリウムと置き換わるため大変危険。自然界ではポルックス石 、ペッツォッタ石などの鉱石に含まれている。
セシウムの歴史
1860年、ドイツの化学者グスターフ・ロベルト・キルヒホッフとロベルト・ウィルヘルム・ブンゼンは、セシウムを含む鉱泉を熱して分光分析を行った結果発見。
セシウムの用途
- セシウム133はセシウム原子時計に使われる。
- 放射性同位体のセシウム137は強いガンマ線を発するので、ガンマ線照射用の線源として用いられる重要なラジオアイソトープ。
その他
炎色反応が青色を呈することから、ラテン語の「青(caesius)」にちなんで命名。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日