臘日とは

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臘日とは

最終更新
2008-01-16T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/koyomi/rouzitsu.html#what

臘日は「ろうじつ」または「ろうにち」と読み、日本の暦に登場する注記の1つ。「臘」とは「つなぎあわせる」との意味で、新年と旧年の境目になる旧暦12月のことを「臘月」と呼ぶ。元々は「合祭」や「臘祭」と呼ばれる支那の習慣で、年末に神と祖先の祭祀を合わせて一緒に行うとのものであった。「臘」は「猟」に通ずるため、猟をして捕えた獣を祭壇に供えた。日本にはこの習慣は伝わらず、臘日は単なる暦注の一つとなっている。ただし、その吉凶や選日法には諸説あり、採用していない暦も多い。この日を年の暮れとして大祓を行うこともあり、そこから大晦日のことを臘日と呼ぶこともある。

臘日の吉凶

臘日の選日法

小泉光保の『循環暦』によると、「辰は五行思想では土気であり、冬は水気なので土剋水となり、水気を土気で剋するために辰の日を臘日とする」と説いている。『循環暦』では大寒に近い辰日を臘日としているが、戌も土気であるため理屈は同じである。

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Copyright (C) 2008 七鍵 key@do.ai 初版:2008年01月16日 最終更新:2008年01月16日