鉛丹

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鉛丹の基本情報

最終更新
2008-06-07T21:40:14+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/design/color/red/entan.html#basic
色名鉛丹color sample
色名の読みえんたん
英語表記-
RGB(216,101,84)
RGB値の16進表記#D86554
CMYK(0,70,63,5)
マンセル値7.5R 5/12
HSV7°,51.8%,84.7%
JIS規格(略称)強き黄みの赤(st-yR)

鉛丹のその他情報

最終更新
2009-05-06T09:44:30+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/design/color/red/entan.html#other

鉛丹は、四三酸化鉛を主成分とする赤色の無機顔料で、鉄骨などの錆止め塗料として用いられることが多い。光明丹(こうみょうたん)や赤鉛(せきえん)、赤色酸化鉛(せきしょくさんかなまり)とも呼ばれる。正倉院にも当時のまま伝世されており、非常に貴重な顔料であった。その品質には等級があり、当時は黄みのある鉛丹の方が上質とされていた。

鉛丹は、金属のを600℃に加熱し空気中の酸素と反応させて一酸化鉛とし、さらに生成した一酸化鉛を400℃から500℃に加熱して製造される。伝承によると、古代ギリシャのアテネの外港であったビレエフスで、白色顔料の鉛白を積んだ船が火災を起し、その火事跡から偶然に発見されたのが鉛丹と、一酸化鉛の黄色顔料の「密陀僧」だったといわれる。

日本工業規格では、四三酸化鉛97%以上のものを特号、96%以上のものを1号、93%以上のものを2号、80%以上のものを3号と規定している。

別名または関係のある色

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Copyright (C) 2008-2009 七鍵 key@do.ai 初版:2008年06月07日 最終更新:2009年05月06日