南極
南極の基本情報
- 最終更新
- 2007-04-09T00:00:00+09:00
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- 国・地域名(ISO 3166-1による英語名)
- 南極【Antarctica】。公式の英語表記は、the Antarctic Continent。
- 首都
- (-)
- 国旗
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- 人種
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- 言語
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- 宗教
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- 通貨
- -
- 3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード
- ATA/AQ/10
- 人口/面積
- (-)人/1400万平方キロメートル(隣接諸島を含めた陸地面積、日本の37.8倍)
- 国歌/国花/国鳥
- -/-/-
- 漢字による表記
- -
- 時間帯
- -
- ccTLD
- .AQ
- 国際電話番号
- -
南極のその他情報
- 最終更新
- 2007-09-22T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/country/s_pole/ata.html#other
南極の地形
地球上の南極点を中心とする大陸とその周辺の島々からなる地域。南極半島の先端部などごく一部を除くほとんどの地域が南極圏(南緯 66度33分)に属す。南極地方は南極大陸を中心に南極海を含み、太平洋、インド洋、大西洋の一部も属する。南極地方の定義は、南極収斂線以内であり、南極収斂線とは、南緯50度から60度にかけて不規則な形状を描く氷塊の不連続線を意味する。一面を大陸氷が覆い、氷床の厚さは平均2200m、内陸部では4000mを超え、世界の氷床の90%以上を占める。氷床はゆっくりと海に流れだし棚氷になるため、海岸線が不明確な部分も多い。大陸の東側は古期造山帯の安定陸塊。西側は新期造山帯の火山地域で南極半島は環太平洋造山帯の延長にあたる。
南極の気候
年平均気温は周辺部で-10℃、内陸部で-55℃。大陸上で発生する気団と周辺海上の気団がぶつかるため、強風が吹き荒れることが多い。
南極の経済
南極海域は水産資源が豊富で、漁業が盛んに行われる。南極大陸や周辺の島々へ上陸する観光客も増えつつある。しかしいずれも南極の収入にはならない。地下資源は豊富であるが、南極条約により開発は禁止されている。
南極の歴史
- 西欧においては、南方大陸の伝承が長い間伝えられていた。これは、南半球に未知の巨大大陸が存在しているという伝承で、多くの探検家がこの大陸の発見を試みた。ギリシャのプトレマイオスは、その地図の辺端に未知の国の存在を記載していた。
- 1739年:フランスのド・ロジェ・ブーベがブーベ島を発見。
- 1772年から1775年にかけて:ジェームズ・クックが行った探検により、巨大大陸の可能性は否定される。この探検において、クックは1773年1月17日人類として始めて南極圏に入り(東経39度)、1774年1月30日には西経106度54分で南緯71度10分まで達したが、南極大陸を発見する事は無かった。
- 1820年:南極大陸が発見される。しかし、南極大陸の発見者については論争があり確定していない。ロシア海軍のフェビアン、イギリス海軍のエドワード・ブランスフィールド、アメリカ人アザラシ漁師のナサニエル・パーマーのうちの誰かだろうと推定されている。彼らによる発見時期は数日程度しか離れておらず、パーマーは1月27日、フェビアンは1月28日、ブランスフィールドは1月30日に発見したとしている。
- 1821年2月7日:アザラシ漁師のジョン・デイビスが、ヒューズ湾で南極大陸への初上陸を行ったと主張している。但し、これには議論がある。
- 1831年:北磁極の位置が確定すると、南磁極の位置に、科学界の関心が持たれることとなった。イギリス人のジェームズ・クラーク・ロスは、南磁極を求め、1839年から1843年にかけて南極を探検。ロスの観測船は、南磁極に到達できなかったものの、南緯78度まで達し、ロス棚氷やエレバス火山、テラー火山などを発見した。
- 1897年:ベルギー人のアドリアン・ド・ジェルラシによって多国籍の探検隊がアントワープで結成。彼らの探検船ベルジカ【BELGICA】は、1898年2月28日から1899年3月14日まで、約13ヶ月間、氷に閉じ込められ漂流した。病気により探検隊に死者が出るなどしたが、探検隊自体の生還には成功している。
- スコットランド人のアーネスト・シャクルトン率いるイギリス探検隊が1907年から1909年にかけて南極探検を行い、1909年1月9日南極点まで180km、南緯88度23分に達したほか、1909年1月16日には南磁極に達することに成功した。
- 1911年12月14日:初の南極点到達がロアルド・アムンゼンの探検隊によって行われた。アムンゼンと極点到達の競争を行っていたロバート・スコットは、1912年1月18日に南極点に到達したが、極点から基地への帰路に遭難し、探検隊が全滅している。
- 1930年代から1940年代にかけて:各国が南極の領有権を主張。
- 2007年5月15日:NASAの人工衛星を使った観測により、2005年1月に南極の氷河が、カリフォルニア州の面積(約41万平方キロメートル)に匹敵するほど広範囲で溶けていたことが判明。
南極の文化
- 南極を中心に南緯66度33分までの地域を南極圏と呼ぶ。
- 1961年6月に発効した南極条約により、南緯60度以南の領有権主張は凍結されており、軍事利用、核実験なども禁止されている。
- 陸上動物はペンギン、カモメなどに限られるが、海洋生物はクジラからオキアミまで多種多様で豊富。植物は藻類、地衣類などわずか。
- 南緯82.06度、東経54.58度の地点は到達不能極と呼ばれる標高3718m、氷の厚さが4000mを超えるとの場所。南極大陸のどの海岸線から向かっても、最も遠い地点にあたることから名付けられている。ただ、1958年にはソ連の南極探検隊が到達、観測基地を設置してレーニンの胸像を取り付けたとされる。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年03月05日 最終更新:2007年09月22日