へびつかい座(蛇遣い座)

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へびつかい座の各種情報

最終更新
2006-08-10T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/constellation/oph.html#info

星図:へびつかい座

略符Oph
属格Ophiuchi
英語での意味the Serpent Bearer
制定者プトレマイオス
赤経/赤緯17 h / 0°
観測可能地域80° 〜 -80°
20時南中8月5日
広さ948 平方度
3等以上の星の数5
最も明るい星(視等級)ラス・アルハゲ(2.1)
流星群Ophiuchids/Northern/May Ophiuchids/Southern/May Ophiuchides/Theta Ophiuchids

へびつかい座の主な星

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2006-08-10T00:00:00+09:00
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星名英名意味和名視等級スペクトル距離絶対等級
αRas Alhague/Rasalague(ラス・アルハゲ/ラサラグェ)蛇を持つものの頭-2.14A5n60-
βKelb Alrai/Cebalrai(ケルブ・アルライ/ケバルライ)羊飼いの犬-2.94gK160-
γMuliphen(ムリフェン)--3.74A0n100-
δYed Prior(イェッド・プリオル)前の手-3.03gM1150-
εYed Posterior(イェッド・ポステリオル)後の手-3.34gG8100-
ζ---2.70O9n600-
ηSabik(サビク)先立つもの-2.63A2s70-
θ---3.37B270-
κ---変光gK2140-
λMarfic/Marfik(マルフィク)ひじ-3.8---

ラス・アルハゲ/ラサラグェ

アラビア語の Ras al Hawwa(蛇を持つものの頭)が語源です。

ケルブ・アルライ/ケバルライ

アラビア語の Kalb al Rai(羊飼いの犬)が語源です。

ムリフェン

アラビア語の Al Muhlifein(犬の頭/星への誓い)が語源とされていますが、由来は不明。おおいぬ座のγ星にも同名がつけられています。

イェッド・プリオル

アラビア語の Yad(手)とラテン語の Prior(前方)の結合後であるとされています。

イェッド・ポステリオル

アラビア語の Yad(手)とラテン語の Posterior(後方)の結合後であるとされています。

サビク

アラビア語の Al Sabik ath Thani(先立つもの/第二の勝利者)が語源で、ζ星が Al Sabik al awwal(第一の勝利者)と呼ばれたことに対して付けられたとされています。勝利はさそりを踏みつけて勝ったとの伝説からとされています。

マルフィク

アラビア語の Al Marfik(ひじ)が語源で、この星が蛇遣いの左手のひじに位置することに由来します。三重星。

RS Ophiuchi

肉眼で見ることのできる唯一の再起新星。数日間に不規則に数百回明るさが変化するとされています。

へびつかい座の主な天体

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2006-08-10T00:00:00+09:00
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その他

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2006-08-10T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/constellation/oph.html#other

へびつかい座の由来

アポロンと嘘つきからす(からす座)のせいで殺されてしまった恋人のコロニスとの間にできた子供は、ケイロン(いて座)によって育てられて医師アスクレピオスとなりました。アスクレピオスはアルゴ船(アルゴ座)に乗船し、名医として知られていましたが、ついには死者をも蘇らせるほどの腕前となり冥王葉ですの怒りを買ったため、ゼウスの雷によって殺されてしまいました。後に医師としての功績が称えられて星座になったと言われています。アスクレピオスが蛇を持っているのは、蛇によって薬草の効用を知り自身のシンボルとしていたためと言われています。

その他

へび座はかつてへびつかい座の一部でしたが、プトレマイオスによって二つに分けられたとされています。

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Copyright (C) 2006 七鍵 key@do.ai 初版:2006年08月10日 最終更新:2006年08月17日