おおいぬ座(大犬座)

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おおいぬ座の各種情報

最終更新
2006-08-10T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/constellation/cma.html#info

星図:おおいぬ座

略符CMa
属格Canis Majoris
英語での意味the Greater Dog
制定者プトレマイオス
赤経/赤緯7 h / -20°
観測可能地域60° 〜 -90°
20時南中2月26日
広さ380 平方度
3等以上の星の数5
最も明るい星(視等級)シリウス(-1.46)
流星群-

おおいぬ座の主な星

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2006-08-10T00:00:00+09:00
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星名英名意味和名視等級スペクトル距離絶対等級
αSirius/Canicuma(シリウス/カニクラ)焼き焦がすもの/犬星青星、大星-1.43A1s8.61.45
βMirzam(ミルザム)予告するもの-1.97cB1800-4.8
γMuliphein(ムリフェイン)犬の頭-4.07B8320-3.8
δWezen(ウェズン)分銅蔵掛け星1.84cG32500-7.0
εAdhara/Adara(アダーラ/アダラ)乙女たち-1.78cB13000-5.0
ζFurud(フルド)-3.10B5s250-2.4
ηAludra(アルドラ)オリオンの乙女蔵掛け星2.43cB5p2000-7.1

シリウス/カニクラ

ギリシア語のセイリオス(焼き焦がすもの)が語源とされ、夏至の頃太陽と共に昇り、共に輝いて暑い夏をもたらすと考えられていたことに由来します。英語名で Dog Star と呼ばれることもありますが、これはカニクラが語源とされています。また、古代エジプトではナイル河の増水を予告する星と考えられ、ナイルの星、イシスの星と呼ばれていました。地球上から見える太陽の次に明るい恒星で、尚且つ太陽から非常に近い恒星の1つ。

ミルザム

アラビア語の Al Murzim(吠えるもの/予告するもの)が語源で、シリウスより少しだけ早く昇り始めることに由来します。

ムリフェイン

アラビア語の Al Muhlifein(犬の頭/星に誓う)が語源です。元々はδ星とはと座の星で構成される星座の名前でしたが、19世紀に誤ってこの星の名前に用いられたことが由来とされています。他にイシス(Isis)、ミルザ(Mirza)との名で呼ばれることもあります。

ウェズン

アラビア語の Al Wazn(重さ/分銅)が語源とされています。冬の南の星の中で、地平線付近から高く昇らないいくつかの星が同じ名称で呼ばれています。

アダーラ/アダラ

アラビア語の Al 'Adha_ra(乙女たち)が語源です。元々はδ星、η星、ο星を合わせた名称だったのがこの星の固有名称となりました。

フルド

アラビア語の AL K.uru_d(猿:複数形)が語源とされ、昔の星座(おおいぬ座ζ星、λ星、はと座γ星、δ星、θ星、κ星、λ星、μ星、ξ星)の名前とされています。

アルドラ

アラビア語の Al Adhra al Jauzah(オリオンの乙女)が語源とされています。

おおいぬ座の主な天体

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その他

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おおいぬ座の由来

おおいぬ座はオリオン(オリオン座)の猟犬で、オリオンがこの犬を連れてウサギ(うさぎ座)を追いかけているという説が一般的です。一説には追いかけているのはウサギではなく牛(おうし座)であるとか、こいぬ座がオリオンの第2の犬であるとかとも言われています。

 

また、この星座は Laelaps(Acteonの猟犬)を表わしたとも言われています。更には月神ディアナの猟犬プロクリス、虹神オローラからアテネの猟師ケパロス(Cephalus)に与えられた犬であるなど様々な説があります。

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Copyright (C) 2006 七鍵 key@do.ai 初版:2006年08月10日 最終更新:2006年08月10日