光ファイバケーブル【optical fiber】
光ファイバケーブルとは
- 最終更新
- 2005-02-06T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/nw/technology/hard/hikari.html#hikari
ガラスやプラスチックの細い繊維でできている、光を通す通信ケーブルです。外部皮膜の内側にクラッドがコアを包む形で内包された作りになっています(Figure:HIKARI-01)。
コンピュータの電気信号をレーザーを使って光の点滅信号に変換し、コア内でデータを伝達する仕組みをとっているため、電気信号を流して通信するメタルケーブルと比較して信号の減衰が少なく、超長距離でのデータ通信も可能となっています。また、電気信号を流した際の漏れ(漏話)に比べて光信号の漏れは遮断しやすいため、光ファイバーを大量に束ねて通信を行っても相互に干渉しないという特長もあります。更に、光ファイバを使った通信は、従来のメタルケーブルと比べて段違いに速いものとなっています。以上のような特性があることから、
- ノイズの多い環境
- 屋外、長距離通信
- 高速なネットワーク
に使用する場合は従来のメタルケーブルに比べて光ファイバケーブルの方が適していると言われています。また、光ファイバケーブルは用途に応じて大きく次の2種類に分類されます。
補足知識
1000BASE-LX の通信距離
通信距離
62.5um MMF | 2-550m |
50um MMF | 2-550m |
10um SMF | 2-5000m |
マルチモード光ファイバ
- 最終更新
- 2005-02-06T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/nw/technology/hard/hikari.html#multi
- 光を通すコアの部分が太い
- 長距離の伝送や超高速伝送には向かない
- 材料として石英だけでなくプラスチックを利用できる
- 安価で折り曲げに強い
- LAN ケーブルや AV機器のデジタル入出力ケーブルなど、家庭や一般のオフィスで主に使用される
シングルモード光ファイバ
- 最終更新
- 2005-02-06T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/nw/technology/hard/hikari.html#single
- 光を通すコアの部分が細い
- 長距離伝送や超高速伝送が可能
- ガラス繊維を使わなければ生産できない
- 高価でケーブルの折り曲げに弱い
- 電話局間、都市間、インターネットの基幹ネットワークなどシビアな性能が要求される分野で使用される
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Copyright (C) 2005 七鍵 key@do.ai 初版:2005年02月03日 最終更新:2005年02月06日