フローティングスタティックルート【Floating Static Route】
フローティングスタティックルートとは
- 最終更新
- 2006-05-07T18:30:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/nw/routing/floating_sr.html#what
リモートネットワークへのルートではスタティックルートが最も優先されるのですが、スタティックルートのアドミニストレーティブディスタンス値を変更し、この優先順位を変更することができます。例えば、OSPRで学習した経路とスタティックルートの両方を使える環境で、スタティックルートのアドミニストレーティブディスタンス値をOSPFよりも大きく設定しておくと、OSPFで学習した経路が優先的にルーティングテーブルへ適用されることとなります。しかし、OSPFで適用されたルートがダウンした場合にはスタティックルートがルーティングテーブルに適用されることとなり、ルーティングに使用されます。これをフローティングスタティックルートと呼びます。
補足知識
- 最終更新
- 2006-05-07T18:15:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/nw/routing/floating_sr.html#supplement
CiscoルータでスタティックルートのAD値を変更するためには次のコマンドを使用します。
Router(config)# ip route <宛先ネットワーク> <ネクストホップ> <AD値>
当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース
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Copyright (C) 2006 七鍵 key@do.ai 初版:2006年05月07日 最終更新:2006年05月07日