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https://www.7key.jp/nw/internet/organization/rfc.html#rfc
インターネットで利用されるプロトコルやその他インターネットに関る(と思われる)技術の仕様や要件を、通し番号を付けた形で公開される文書群。IETFが管理をしています。仕様書とは異なり、「こんなことを考えていますのでコメントを下さい(Request For Comment)」程度のニュアンスで、インターネット初期の自由な意見交換の文化を反映した形となっています。よってRFCは広く公開されており誰でも入手可能ですし、誰でもインターネットの標準化に関する議論に参加することができます。このことからも分かるようにRFCは一切強制力はありませんし、従う必要も一切ありません。ただ、今日のインターネットがRFCを基に作られたものとなっていますので、事実上インターネットの標準を決める文書とみなされています。
RFCには、標準化過程にはいるもの、情報的なもの、通知文書があります。インターネット開始初期のRFCには個人的な詩やコメント、システム変更スケジュールなどもあったようです。
標準化過程のまず初めとなるプロトコルで、IESGによって標準化処理の対象とみなされます。複数のグループによって実装やテストが行われ、最低でも6ヶ月の時間経過とIESGの承認があってはじめて次の標準化草案へ進むことができます。
現実的で且つ広範囲なテストが行われ、IESGに対してテスト結果やコメントが寄せられます。最低でも4ヶ月間の時間経過とIESGの承認があってはじめて次の標準となることができます。
IESGによってインターネット公式の標準プロトコルであることを認知され、RFC番号とは別にSTD番号と呼ばれる標準化番号が割り当てられます。
IESG外部で開発されたプロトコルで、インターネットに有益なものと判断されRFCとして発行を認められたものです。
将来的には標準化過程に提案される可能性があるプロトコルです。研究プロジェクトなどで開発されるプロトコルがこれに含まれます。
既存のプロトコルに対する新バージョンができると、新しいものがStandardになったり、古いものがHistoricになったりします。インターネットの注目が得られないために標準化過程へかけられないものも含まれます。
https://www.7key.jp/nw/internet/organization/rfc.html#format
RFCの記述形式はRFC2223【Instructions to RFC Authors】にて規定されています。代表的なものに次のような決まりがあります。
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