クロマツ

植物資料集（索引）

最終更新

2007-02-23T00:00:00+09:00

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https://www.7key.jp/data/vegetation/menu_k/japanese_black_pine.html#menu

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  • クから始まる植物

クロマツの情報

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その他外観に関すること

• 葉は二出葉で針状、先端は尖り5〜16cm。アカマツより太く、緑も濃い。基部は褐色のさやに被われている。この部分は枝であり「短枝」と呼ばれる。クロマツには葉をつける短枝と、体を支える通常の枝である「長枝」の2種類の枝がある。
• 幹は上部および枝で暗灰色。幼木は浅く裂けるが、老木になると亀甲状に裂け目ができ、鱗状にはげる。
• 球果は花の咲いた翌年の10月頃成熟し、長さ5〜7cmの卵状円錐形で淡褐色。

知識

• 幹が黒っぽいことから名付けられた。学名のPinusは山を意味するケルト語が元になり、ラテン語ではマツをさすようになった。
• アカマツ（P. densiflora）は幹が赤く葉がやさしいので雌松とも呼ばれる。対照的に、クロマツは幹が黒く葉が大きいので雄松と呼ばれる。ちなみにクロマツはアカマツの近縁種であり、雑種を作ることが知られている。雑種には特徴に応じてアイグロマツ、アイアカマツ、アイノコマツなど両親のどちらかに似ているかにより名前が異なる。
• 海岸沿いを中心に生える。大きいものでは高さ40m、直径2m以上となり、海岸防風林として植えられていることも多い。
• 材は建築用材、器具材、土木用材、パルプ材などに用いられる。樹幹より松脂をとり葉より香油をとる。木は庭園、盆栽用とされ、防風、防潮林、街路樹、公園樹などに用いられる。

花言葉

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