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https://www.7key.jp/data/thought/shintou/norito/itsukinohimemiko.html#what
斎内親王奉入時とは、「いつきのひめみこをいれまつるとき」と読む祝詞である。斎内親王は、「斎王(さいおう)」や「斎宮(さいぐう)」とも記し、天照大御神の御杖代として親しく神宮に奉仕される未婚の内親王(もしくは女王)を指す。延喜斎宮寮式(『延喜式』巻六)にて、凡そ天皇位に即きたまはば、伊勢の大神宮の斎王を定めよ、仍りて内親王の未だ嫁がざる者を簡びて卜せよ――若し内親王なくば、世次によりて女王を簡び定めて之を卜せよ――、
とされている。
斎王は、天皇即位の始めに卜定され、初斎院及び野宮において三年間精進潔斎の生活を送る。三年目の秋に、神嘗祭の例幣使とともに伊勢に参向し、当年の神嘗祭から奉仕が始る。その任期中は斎宮に坐して潔斎の生活を続け、三節祭には両大神宮に参向して親しく太玉串を奉られた。その任期は父天皇の在位の間であり、御世が改まれば退下する。斎王については、崇神天皇の御世の豊鍬入姫命、垂仁天皇の御世の倭姫命以降、後醍醐天皇皇女祥子内親王に胃たる七十二代が記録されている。
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この祝詞は、斎内親王が大神宮に入った年の神嘗祭に始めて奉仕するにあたり、神嘗祭祝詞の辞別(ことわき)として、その旨を神嘗祭奉幣使に随従する中臣氏が奏するものである。
(進神嘗幣詞申畢、次即申云、)
辭別氐申給久、今進流齋内親王波、依恒例氐、三年齋比清麻波理氐、御杖代止定氐進給事波、皇御孫之尊乎天地日月止共尓、常磐尓堅磐尓平氣久安久御座坐志米武止、御杖代止進給布御命乎、大中臣茂桙中取持氐、恐美恐美毛申給久止申、
(
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