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https://www.7key.jp/data/thought/hotoke/nikkou_gakkou.html#what
日光菩薩は「にっこうぼさつ」、月光菩薩は「がっこうぼさつ」と読み、薬師三尊像として薬師如来の脇侍とされる。単独で信仰されることはなく、薬師如来の功徳を広める補佐的な役割を担う。日光菩薩はサンスクリットで「スールヤプラバ」、日本での正式名称を「日光返照菩薩」といい、一千の光明を発して世の中全てを照らし出し、苦しみの根源となる闇を消滅させるとされる。月光菩薩はサンスクリットで「チャンドラプラバ」、日本での正式名称を「月光返照菩薩」といい、月の光を象徴して薬師如来の教えを守る役割を担うとされる。『薬師如来本願経』によれば、両菩薩は東方浄瑠璃世界に数多くいる修行中の菩薩の中で、最も優秀な存在とされる。
華美な装飾品をまとわないことが多く、それぞれ宝冠に日輪と月輪をつけるか、手に日輪と月輪のついた蓮華を持つ。仏像としては、それぞれ左右対称に造形されることが多い。また、上げている手は親指と人差し指で輪をつくることが多い。
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