硫黄【Sulfur】
硫黄の基本情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/s.html#basic
硫黄の一般特性
- 名称/記号/番号
- 硫黄 / S / 16
- 分類
- 非金属
- 族/周期/ブロック
- 16(VIB) / 3 / p
- 密度/硬度
- 1960kg・m-3 / 2
- 単体の色
- 淡黄色
硫黄の原子特性
- 原子量
- 32.065amu
- 原子半径(計測値)
- 100(88)pm
- 共有結合半径
- 102pm
- VDW半径
- 180pm
- 電子配置
- [Ne]3s2 3p4
- 電子殻
- 2,8,6
- 酸化数(酸化物)
- ±2, 4, 6(強酸性酸化物)
- 結晶構造
- 斜方晶
硫黄の物理特性
- 相
- 個体
- 融点
- 388.36K(112.8℃)
- 沸点
- 717.87K(444.7℃)
- モル体積
- 15.53×10-3m3・mol-1
- 気化熱
- 不明
- 融解熱
- 1.7175kJ・mol-1
- 蒸気圧
- 2.65×10-20Pa(388K)
- 音の伝わる速さ
- 不明
その他
- クラーク数
- 0.06%
- 電気陰性度
- 2.58(ポーリング)
- 比熱容量
- 710J・kg-1・K-1
- 導電率
- 5.0×10-16m・Ω
- 熱伝導率
- 0.269W・m-1・K-1
- イオン化エネルギー
- 第1イオン化エネルギー:999.6kJ・mol-1/第2イオン化エネルギー:2252kJ・mol-1/第3イオン化エネルギー:3357kJ・mol-1/第4イオン化エネルギー:4556kJ・mol-1/第5イオン化エネルギー:7004.3kJ・mol-1/第6イオン化エネルギー:8495.8kJ・mol-1
硫黄のその他情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/s.html#basic
硫黄の特徴
酸素族元素の1つ。多くの同素体や結晶多形が存在し融点、密度はそれぞれ異なる。
硫黄の歴史
硫黄の用途
- 硫黄から製造される硫酸は化学工業上、最も重要な酸である。一般的に酸として用いられるのは希硫酸、脱水剤や乾燥剤に用いられるのは濃硫酸。また、種々の硫黄を含んだ化合物が合成されている。
- 硫黄は黒色火薬の原料となる。
- 合成繊維、医薬品や農薬、抜染剤などの重要な原料。
- ゴムに数%の硫黄を加えて加熱すると弾性が増し、さらに添加量を増やすと硬さを増して行き、最終的にはエボナイトとなる。
- 干し柿、干しイチジクなどの漂白剤には、硫黄を燃やして得る二酸化硫黄が用いられる(燻蒸して行われる)。
- 第一次世界大戦で化学兵器として硫黄マスタードガスが使用され、多くの死傷者を出した。
その他
ラテン語の「硫黄(sulpur)」から命名。
当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日