プロトアクチニウム【Protactinium】
プロトアクチニウムの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/pa.html#basic
プロトアクチニウムの一般特性
- 名称/記号/番号
- プロトアクチニウム / Pa / 91
- 分類
- アクチノイド
- 族/周期/ブロック
- 3 / 7 / f
- 密度/硬度
- 15370kg・m-3 / 3.0
- 単体の色
- 銀白色
プロトアクチニウムの原子特性
- 原子量
- 231.03588amu
- 原子半径(計測値)
- 180(不明)pm
- 共有結合半径
- 不明
- VDW半径
- 不明
- 電子配置
- [Rn] 7s2 5f2 6d1
- 電子殻
- 2, 8, 18, 32, 20, 9, 2
- 酸化数(酸化物)
- 5(弱塩基性酸化物)
- 結晶構造
- 斜方晶系
プロトアクチニウムの物理特性
- 相
- 固体
- 融点
- 2113K(1839.8℃/2912°F)
- 沸点
- 4300K(4026℃/7281°F)
- モル体積
- 15.18×10-3m3・mol-1
- 気化熱
- 470kJ・mol-1
- 融解熱
- 15kJ・mol-1
- 蒸気圧
- 不明
- 音の伝わる速さ
- 不明
その他
- クラーク数
- 9×10-11%
- 電気陰性度
- 1.5(ポーリング)
- 比熱容量
- 120J・kg-1・K-1
- 導電率
- 5.29×106m・Ω
- 熱伝導率
- 47W・m-1・K-1
- イオン化エネルギー
- 568kJ・mol-1
プロトアクチニウムのその他情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/pa.html#basic
プロトアクチニウムの特徴
アクチノイド元素の1つ。安定同位体は存在せず、すべてが放射性同位体。空気中での酸化はゆるやか。酸には溶ける(やや難溶)。酸素、水蒸気と反応。アルカリには不溶。展性、延性がある。
プロトアクチニウムの歴史
1871年、メンデレーエフが91番元素としてその存在と性質を予言、エカタンタル【ekatantalum】と呼んだ。1917年、リーゼ・マイトナー、オットー・ハーンがプロトアクチニウム231を発見。1918年にProtoactiniumと名づけられたが、1949年にProtactiniumに短縮された。1961年には99.9%純粋なプロトアクチニウムが作られるようになった。
プロトアクチニウムの用途
- プロトアクチニウム231は海底沈殿層の年代測定に利用されている。
- 存在量の少さと強い毒性のためあまり用途はない。
その他
最初のアクチニウムとの意味から、アクチニウムの親(プロートス)から命名。
当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース
このページに関するご案内
-
この文書は
Keyから
資料集、
科学、
元素とリンクを辿ると、当ページ
プロトアクチニウムに辿り着きます。
- Site mapよりこのサイトの全体的な構造を把握できます。
- 索引よりこのサイト内にある任意のキーワードを含んだ文書を探すことができます。
- この文書のURIは
https://www.7key.jp/data/science/element/pa.html
です。
Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日