ネオジム【Neodymium】
ネオジムの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/nd.html#basic
ネオジムの一般特性
- 名称/記号/番号
- ネオジム / Nd / 60
- 分類
- ランタノイド
- 族/周期/ブロック
- 3 / 6 / f
- 密度/硬度
- 6800kg・m-3 / (不明)
- 単体の色
- 銀白色、薄黄色
ネオジムの原子特性
- 原子量
- 144.242amu
- 原子半径(計測値)
- 185(206)pm
- 共有結合半径
- 不明
- VDW半径
- 不明
- 電子配置
- [Xe]4f46s2
- 電子殻
- 2, 8, 18, 22, 8, 2
- 酸化数(酸化物)
- 3(中度酸性酸化物)
- 結晶構造
- 六方最密充填構造
ネオジムの物理特性
- 相
- 固体(常温では常磁性体)
- 融点
- 1297K(1024℃/1875°F)
- 沸点
- 3373K(3074℃/1875°F)
- モル体積
- 20.59×10-3m3・mol-1
- 気化熱
- 273kJ・mol-1
- 融解熱
- 7.14kJ・mol-1
- 蒸気圧
- 6.03×10-3Pa(2890K)
- 音の伝わる速さ
- 2330m・s-1(293.15K)
その他
- クラーク数
- 0.0022%
- 電気陰性度
- 1.14(ポーリング)
- 比熱容量
- 190J・kg-1・K-1
- 導電率
- 1.57×106m・Ω
- 熱伝導率
- 16.5W・m-1・K-1
- イオン化エネルギー
- 第1イオン化エネルギー:533.1kJ・mol-1/第2イオン化エネルギー:1040kJ・mol-1/第3イオン化エネルギー:2130kJ・mol-1/第4イオン化エネルギー:3900kJ・mol-1
ネオジムのその他情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
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ネオジムの特徴
希土類元素の1つでランタノイドに属す。常温で空気中において表面のみが酸化される、高温では酸化ネオジムとなる。ハロゲン元素と反応し、水にはゆっくりと溶ける。酸には易溶。モナズ石に含まれる。
ネオジムの歴史
カール・アウアー・フォン・ヴェルスバッハが、もともと一つの元素と考えられていたジジミウム【didymium】からプラセオジムと共に1885年に発見。
ネオジムの用途
- YAGレーザーの添加物として利用される。
- ガラスの着色剤に使われる。
- ネオジム、鉄、ホウ素の化合物が大変強力な永久磁石・ネオジム磁石となり、いろいろな分野で利用されている。
- 超伝導体の材料として使われる。
その他
「新しい(neos:ラテン語)+双子(didymos:ギリシア語)」から命名。ジジムから別れたさらに新しいジジムということにちなむ。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日