バリウム【Barium】
バリウムの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/ba.html#basic
バリウムの一般特性
- 名称/記号/番号
- バリウム / Ba / 56
- 分類
- アルカリ土類金属
- 族/周期/ブロック
- 2(IIA) / 6 / s
- 密度/硬度
- 3510kg・m-3 / 1.25
- 単体の色
- 銀白色
バリウムの原子特性
- 原子量
- 137.327amu
- 原子半径(計測値)
- 215(253)pm
- 共有結合半径
- 198pm
- VDW半径
- 不明
- 電子配置
- [Xe]6s2
- 電子殻
- 2, 8, 18, 18, 8, 2
- 酸化数(酸化物)
- 2(強塩基性酸化物)
- 結晶構造
- 体心立方構造
バリウムの物理特性
- 相
- 固体(常磁性)
- 融点
- 1000K(727℃/1341°F)
- 沸点
- 2143K(1870℃/3447°F)
- モル体積
- 38.16×10-3m3・mol-1
- 気化熱
- 142kJ・mol-1
- 融解熱
- 7.75kJ・mol-1
- 蒸気圧
- 98Pa(371K)
- 音の伝わる速さ
- 1620m・s-1
その他
- クラーク数
- 0.023%
- 電気陰性度
- 0.89(ポーリング)
- 比熱容量
- 204J・kg-1・K-1
- 導電率
- 3×106m・Ω
- 熱伝導率
- 18.4W・m-1・K-1
- イオン化エネルギー
- 第1イオン化エネルギー:502.9kJ・mol-1/第2イオン化エネルギー:965.2kJ・mol-1/第3イオン化エネルギー:3600kJ・mol-1
バリウムのその他情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/science/element/ba.html#basic
バリウムの特徴
アルカリ土類金属の1つ。銀白色の軟らかい金属で、反応性が高く、水と激しく反応する。主要な鉱物は、重晶石(硫酸バリウム)、毒重石(炭酸バリウム)など。
バリウムの歴史
スウェーデンのカール・ヴィルヘルム・シェーレ【C.W.Scheele】が1774年に発見。
バリウムの用途
- レントゲンの造影剤として硫酸バリウムが使用される。硫酸バリウム以外のバリウム塩は有毒なものが多い。
- 炎色反応では緑色になるため、花火などにも使われる。
- BaZrO3は、高温状態で液体のバリウムと、他の金属を混ぜた超伝導体を作る際の溶融るつぼとして使われる。これは、液体のバリウムと反応しないためで、液体バリウムは反応性が高いために他の材料ではるつぼの素材がとけてしまうからである。
その他
他のアルカリ土類に比べて重いため、ギリシャ語の「重い(balos)」から命名。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日