六曜

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六曜とは

最終更新
2008-01-14T16:08:09+09:00
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六曜はろくようと読み、暦注の一つで、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6つを指して言います。日本では暦の中でも有名な暦注の一つで、主に冠婚葬祭などの儀式と結びついて使用されています。六輝とも言いますが、これは明治以後に利用されるようになった七曜と区別するために作られた六曜の別称です。元々は古代支那の考え方で、三国志で有名な諸葛孔明が、戦いの際に吉凶の日を知るために利用したことに端を発しているといわれています。日本では戦いや争いごとに関係なく日常生活全般に用いるものとして、江戸時代の半ばから急速に広まっていきました。明治時代になり新暦が採用され、六曜による吉凶の載った暦注は禁止されましたが、長い習慣として六曜が日本人の生活に影響を与えていたため、現在でもカレンダーなどにはこの暦注が使われているものもあります。

六曜の順番

  1. 先勝
  2. 友引
  3. 先負
  4. 仏滅
  5. 大安
  6. 赤口

上記の順番に巡るもので、旧暦の月ごとに1日の割り当てが決まっています。

各月の1日の割り当て

正月/七月の朔日先勝
二月/八月の朔日友引
三月/九月の朔日先負
四月/十月の朔日仏滅
五月/十一月の朔日大安
六月/十二月の朔日赤口

閏月はその前月(本来の月。閏5月であれば5月)と同じ割り当てになります。

旧暦の月と日を足して6で割った余りによって六曜を算出することができます(0:大安/1:赤口/2:先勝/3:友引/4:先負/5:仏滅)。

先勝

最終更新
2006-07-28T06:31:00+09:00
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万事 あさよりひるまでにすればさわりなし ひるすぎより日暮まではわるし

先んずれば即ち勝つの意味。かつては速喜、即吉とも言われたようです。万事に急ぐことが良いとされ、また午前中は吉、午後は凶とも言われます。読みはせんしょう、せんかち、さきがち、さきかち。

友引

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2008-01-14T12:08:11+09:00
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友びきとて半よし うまのときわろし 此日 そうれいいたすべからず 大にいむべし

凶事に友を引くの意味。この日に葬式や法事を行うと友が暝土に引き寄せられるとの迷信があり、火葬場を休業とする地域もあります。ただし、元来六曜は仏教とは関係がなく賭け事や勝負事から入って来ており、陰陽道との混淆に由来します。

かつては勝負事で何事も引分けになる日と言われていたようです。

先負

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2006-07-28T06:31:00+09:00
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万事あさよりひる迄わるし ひるすぎより日ぐれまでさわりなし

先んずれば即ち負けるの意味。かつては小吉、周吉とも言われ吉日とされていましたが、漢字のイメージにより現在の解釈となりました。万事に平静であることが良いとされ、勝負事や急用は避けるべきとされています。また午前中は凶、午後は吉とも言われます。読みはせんぶ、せんぷ、せんまけ、さきまけ。

仏滅

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大悪日なり よろずもちゆべからず

仏も滅するような大凶日の意味。かつては空亡、虚亡とも言われていました。この日は六曜の中で最も凶の日とされ、婚礼など祝事を忌む習慣があります。読みはぶつめつ。

大安

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2006-07-28T06:31:00+09:00
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大吉日なり なにごともよろずよし

大いに安しの意味。この日は六曜の中で最も吉の日とされています。何事においても吉、成功しないことはない日とされ、特に婚礼は大安の日に行われることが多いようです。ただ、この日には何も行うべきでないとする説もあります。読みはたいあん、だいあん。

赤口

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2006-07-28T06:31:00+09:00
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此日もあく日也 よろずいむべし ただし うまのとき一ときさわりなし

陰陽道の「赤目日」という凶日に由来し、午の刻(午前11時頃〜午後1時頃)のみ吉でそれ以外は凶とされています。特に火の元、刃物に気をつけることとされています。読みはしゃっこう、しゃっく、じゃっく、じゃっこう、せきぐち。

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Copyright (C) 2006-2008 七鍵 key@do.ai 初版:2006年07月28日 最終更新:2008年01月14日