アニメの語源

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アニメとは

最終更新
2007-11-15T00:00:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/animation.html#what

読み(正かな遣い):品詞区分

あにめ(アニメ):名詞

アニメーションの意味

動作や形が少しずつ異なる多くの絵や人形を一齣(ひとこま)ずつ撮影し、映写した時に画像が連続して動いて見えるようにするもの。ビデオ-レコーダーによるものやコンピューター-グラフィックスを応用するものもある。アニメ。動画。

アニメの語源や由来

最終更新
2007-11-15T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/animation.html#etymology

「アニメ」は「アニメーション」の略。これは英語に由来し、【animation】は日本で用いられる「アニメ」の他に「生気」や「活気」、「活発」との意味を持つ英単語。【animation】の語源は、ラテン語で「霊魂」や「魂」を意味する【anima(アニマ)】。静止画に「魂」を与えて動かすとの意味から名づけられた。

元々「アニメーション」という語は映像業界の専門用語で、その略である「アニメ」も一般には普及せず、当初の日本では「漫画映画」や「動画」と呼ばれていた。テレビでアニメーション番組が放送されるようになると、アニメは「テレビまんが」や単に「まんが」と呼ばれ始めた。最初のテレビアニメ「鉄腕アトム」では、当時「テレビマンガ」との表記が使われていた。これが次第に「名作アニメート絵話」や「アニメラマ」との語が一般にも使われ始め、1975年、ポプラ社の絵本シリーズ「テレビ名作アニメ劇場」で更に一般的となる。その後、1978年に雑誌『アニメージュ』の刊行が始まり、その後数年で誌名に「アニメ」を含むアニメ雑誌が相次いで発刊されるたため「アニメ」という語は急速に普及し、1980年頃を境に「テレビまんが」「動画」という語はほとんど使用されなくなった。

日本国外で【anime】と言う場合は、日本で制作されたセルアニメーション作品、またはそれと同種の作風を持った作品のことを指すことが多い。これは、戦後日本においてアニメ作品の主流は他の地域と異なる方向に発達し、かつ大きな発展を遂げた結果、明らかに固有の様式をもつに至っているためである。英語での【anime】は【animation】の略ではなく、日本由来の外来語だと考えられていることにもその端が見られる。

参考文献

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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年11月15日 最終更新:2007年11月15日